【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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猛暑日、ドゥトラの尾張を勝利で飾る。

34試合目の17試合目だ。全チームが一度ずつ対戦し、ちょうど折り返しになる。順位のことをとやかく言うのはよそう。もう半分が終わって何位にいるかが大事なのだ。

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今回は豊田スタジアムではなく瑞穂陸上競技場での一戦となる。マリノスとしては天皇杯ではPKで戦ってる印象ばかりがある。実際にリーグ戦で試合をするのは4年ぶりで、マリノスが勝った試合となると2007年まで遡る。

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名古屋相手のアウェイ戦は、通算6勝7分11敗と合口が悪いのだが、昨年は小林からマルキ、兵藤へと高速カウンターが炸裂した上に、榎本哲也アディショナルタイムのPKストップにより、マリノスが2-1で勝利している。確かにPK多いな。(日本が誇る名主審、西村雄一氏が担当。ブラジル対クロアチアのPK判定で世界的に有名になった同氏が満を持して、今年も担当にならないでくれたまえ。)

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豊田スタジアムでは名古屋にPK2本が与えられ、リターンマッチの日産スタジアムでも名古屋はPKを獲得した。ゲーム開始間も無くに中澤佑二がハンドを取られ、ケネディが蹴り込んだ。確かにPKだらけだな。

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私事だが、月曜から大阪出張となった。東京と大阪の間に、今宵の決戦の地、名古屋がある。よし名古屋に行ってから、大阪に行けばいい。

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もう一度だけ、そして今度こそ最後となるドゥトラの勇姿を見ることができる。前節が事実上の引退試合になると思っていたのだが、下平が別メニュー調整を続けており、ドゥトラの2試合連続の先発が有力視されている。

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その他のスタメンも、前節と同じになりそうだ。自由気ままな小椋ファンタジーは今日も炸裂するか、一方窮屈そうな中町は今度こそらしさを見せることができるか。対峙するのは田口とダニさん、そこに宿敵、レアンドロドミンゲスが絡んでくる。

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3失点で敗戦濃厚だった前節のユアスタで、土壇場の同点ゴールを決めたと聞いたときは、ちっ、もう結果が出始めたかと内心思ったものだ。

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今年、マリノスにPKはまだないが、何かが起こる瑞穂陸。今年初のPKを獲得したら、キッカーは誰だろうか。普通に俊輔? フォワードだから伊藤翔? 万感の思いを込めて、今宵だけはドゥトラに蹴らせて欲しいな。ま、そんな妄想ばかりしていると、あっさりとまたもや名古屋にだけPKが与えられてしまうものだが。

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もう一度昨年の対戦に話を戻すと、ケネディがPKを決めて早々と先制。この試合は胆のう炎の影響で中村俊輔が欠場した唯一の試合だった。大黒柱が不在のマリノスは攻撃の組み立てに四苦八苦したのだが、そこを救ったのが兵藤慎剛だったのだ。見事な同点ゴール。よし、追いついたという一瞬の安堵の隙をつかれ、すぐに藤本淳吾の突破を許し、そのままゴールまでという痛恨の展開。

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兵藤と淳吾は今、マリノスの右サイドのポジションを争っている。中断明けからスタメンを奪い返したのは兵藤のほう。神戸戦でも見事なゴールで結果を残した。

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淳吾は途中出場で流れを変えるタイプではないが、膠着した展開になったら古巣を相手に牙をむく。スクランブルなら、中町の代わりに俊輔をボランチに下げて、淳吾を前線で使えばいい。学、俊輔、兵藤、淳吾と居並ぶ中盤はもう名前だけでも十分にメシが食える。

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名古屋さんは訳あって田中隼磨を含む主力選手を整理した。マリノスACLのこともあり攻めに転じた。補強が充分かはともかく、分厚くはした。なおさら、今の名古屋に負ける訳にはいかない。

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今度こそドゥトラを勝利で送り出す。

兵藤、かき回す。

淳吾も後半途中から活躍。

駄目押しのPKを獲得したら、蹴るのはドゥーさん、どうぞ!

…とまあ、こんな妄想である。

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