天皇杯名物、ジャイアントキリング。いわゆる下位カテゴリーのチームが格上のチームを倒した際に使われる言葉として、一般にも定着した。
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国内最大のトーナメント戦である天皇杯においては、カテゴリーを超えた対戦が多く、特に2回戦、3回戦ではJクラブ同士よりも、JFLや大学など各都道府県を勝ち抜いて来たチームとの対戦が多くなるのが常である。
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今年、Jクラブは3部の発足により、51にまで一気に増えた。そのため出場チームの半数以上は、Jである。ただJ3関係者には申し訳ないが、もしJ3クラブがJ1チームに勝ったならやはりジャイキリと表現されるだろうから、昨年までと同様にJ1、J2のチームにJ3以下のチームが勝利する場合をジャイキリと定義する。
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<最近5大会のジャイキリ>
2013年(第93回)
JFL長野(vs名古屋、北九州)
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2012年(第92回)
JFL長野(vs札幌)
東北・福島(vs新潟、甲府)
JFL SAGAWA SHIGA(vs神戸)
四国・FC今治(vs広島)
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2011年(第91回)
福岡大学(vs大宮)
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2010年(第90回)
JFL町田(vs東京V)
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2009年(第89回)
明治大学(vs山形)
福岡大学(vs水戸)
明治大学(vs湘南)
東北・福島(vsC大阪)
鹿屋体育大学(vs徳島)
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ま、JFLトップとJ2下位のケースは、ほぼ実力差ないでしょ!というのもあるが、こんな感じ。
…結構多い。
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我がマリノスはJ1連覇中の黄金期、ちょうど10年前に当時JFL3位のザスパ草津に金星を献上している。その後、J2京都に敗れた経験はあるがJFL以下との対戦では敗れていない。
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ま、去年の長野パルセイロ戦は負けててもなんらおかしくなかったが内緒である。
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一方、[ロック総統のブログ、革命的日記](http://red.ap.teacup.com/msbblog/635.html)によると、今回のマリノス戦がJクラブとの10試合目だそうである。過去1勝は上記の通り、ヴェルディ戦である。2勝目を狙うと息巻いているだろうが、ギレン総統風に言えば、我が地球連邦に比べ、ホンダロックの国力は30分の1以下である。
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W杯にもコスタリカやアルジェリアなどのサプライズはあった。だが準決勝まで行けば結局は伝統国が残るのだと誰かが書いていた。では伝統ある諸国よ、足元を掬われることなく、勝ち抜いてみよ!
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<週末の主な対戦> ※J1、J2同士の対戦は除く
横浜FMvsホンダロック
広島vs福岡大学
G大阪vs金沢
徳島vs鹿児島ユナイテッド
F東京vs秋田
浦和vs浦安FC
清水vsびわこ成蹊大
C大阪vsヴァイティン桑名
仙台vs奈良クラブ
磐田vs藤枝MYFC
鹿島vsソニー仙台
大分vsヴェルスパ大分
神戸vs関西学院大学
新潟vsサウルコス福井
柏vs岡山ネクスト
千葉vs長野
川崎vsYS横浜
大宮vsヴァンラーレ八戸
名古屋vsトヨタ
湘南vs琉球
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餌食となってしまうチームはあるだろうか。静岡ダービー、大分ダービー、浦和と浦安の「浦」ダービーなど見どころたくさんである。
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だが、敢えて言おう、ジャイキリなんてカスである、と。総統風に。世の中はジャイキリを期待することだろう。もてはやすだろう。でも、J1チームとして、立ちはだからなくてはならない。彼らにうたかたの夢を見せる必要などない。ロック総統の影響で、少々言葉遣いが激しくなっている自覚はあるが、芸風を真似しただけなのでお許しいただきたい。
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関東地方では、土曜の試合の開催そのものに台風の影響はなさそうである。実は人々が台風の進路をきにしているその間にも、ホンダロック義勇兵は着々と招集されている。我ら連邦軍も一年戦争で、小林祐三閣下に恥をかかせるわけにはいかないのである。トリコロールの戦士たちも三ツ沢に集合である。
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列に入れよ、我らの味方に!!
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[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)
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