赤白青のトリコロールは世界の舞台でもやはり美しく、トリコロール軍団の進撃はまだまだ止まらない。いや、席巻した大会だったと言っていい。
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元祖であるフランスは前評判は高くなかったがグループEを危なげなく首位で通過。準々決勝でドイツの軍門に降ったが、ブラジルが7失点大敗を喫した後では、あのドイツに0-1の接戦?!ってなもんである。
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コスタリカも国旗、ユニフォームともに見事なトリコロール。今大会最大の台風の目になった。ウルグアイ、イタリア、イングランドの組を首位通過し、オランダをあそこまで苦しめたのは予想外。堅い守備と速攻での得点パターンは弱者の兵法を突き詰めた成果だった。
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そしてコスタリカを破り、生き残っているオランダもまた、国旗がトリコロール。前回覇者のスペインを一蹴するなど、安定した強さで勝ち上がり、メキシコには崖っぷちで勝利するなど、ストーリー性も抜群だ。しかも、チームカラーのオレンジが、俺たちのインフラレッド(マリノスのアウェイユニフォーム)を想起させるではないか!
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前半戦は散々な言われようだったレッドというより、オレンジな勝負服だが、なるほど。トリコロールとオレンジの相性の良さはオランダが証明してくれていたのだ。それを見越して、アディダスが色を採用したとみて間違いない。
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と、W杯の結果をマリノスの躍進に無理矢理結びつける、いや大いに予感させるわけだ。
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さて、天皇杯2回戦まであと3日、リーグ再開初戦まで一週間となった。もう完全に待ちきれないところまで我々のテンションは高まってきた。いや、他チームのサポのブログなども明らかに盛り上がってきている。
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気象庁の梅雨明けのように後追いで発表、宣言したい。<br>
「J1リーグの中断期間はすでに終了したと見られるッ!」
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ナビスコ予選のなかった私たちは5月中旬から、断食を余儀無くされた。日本代表の強化の名の下に、W杯が開幕する遥か前からである。そしてW杯はまだ続いている。
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だが、もう我々は待ちきれない。例えばマリノスは土日に町田、湘南と練習試合を連戦で行い、マリノスタウンのスタンドは満員となった。この時点で、みな、もう飢えていた。そしてこの試合を以って、マリノスの中断期間は終わっていたのだ。恐らく他所のチームも似たようなもののはずだ。
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田中順也、柿谷曜一朗はポルトガルとスイスにそれぞれ移籍が決まったが、齋藤学は残りそうだ。残った、と言っていいのかもしれない。フフフ、短期的にはマリノスに得な展開だ。そして、ブラジルの敗退が決まり、事実上の大団円を迎えたことから、間もなく大物選手の加入が発表されるはずだ。
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フフフ、楽しみ。フフフ。と思っていたら、まさかまさかの、富澤清太郎がハムストリングを傷めて、一ヶ月離脱の報を受ける。どうやら日曜の湘南戦で傷めたらしい。
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これは、痛い。中断前の川崎戦のように、先発のボランチは、富澤と三門のコンビを樋口監督は考えていたようだが、その構想は練り直しとなった。小椋や中町にはレギュラー奪回のチャンスが来たわけだが、富澤のようなバランス感覚に優れた文字通りの舵取り役とはタイプが違うだけに、誰を起用するのが最適かは頭の痛いところだ。
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だ、が、この頭の痛い感覚も久しぶりで楽しいではないか!
あぁ、サッカーによる頭痛なんて、幸せ。中断期間は終わったんだ。間違いない。
…とまあ、いささかテンションがおかしく、そして妄想が止まらない。
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それにしても天皇杯が再開初戦というのはJ1チームにはやりづらいだろうな。例年よりも多くのチームが食われてしまうかも、と予想する。我々だけは絶対にそうなってはならない。
ただ接戦になることを恐れずに、今後の過密日程を見越して、端戸、天野、熊谷、奈良輪、ファビオといった若い選手たちをこの天皇杯で使って欲しい。いまの段階で戦う選手の数を絞り込む必要はないはずだ。
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