【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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俊輔セレクションのW杯ベストゴールに躍進のヒントが!

フジテレビ系でのハイライト番組に、十日町キャンプ中の収録で俊輔が登場、グループリーグで生まれた130ゴール超の中から俊輔がベスト5を選ぶコーナーがあった。

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派手なゴール、度肝を抜かれるゴールがハイライトで繰り返し放送されるのが世の常だが、俊輔は今の自分がやりたいプレー、自分が刺激を受けたゴールを選んだという。俊輔の思考を探るにはまたとない機会であり、今後のマリノスの方向性を考えることにもつながるだろう。

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メッシやファンペルシのすんごいゴールはどうせいっぱい見る機会があるのだから、ここは俊輔とともに地味?なゴールに隠されたスゴさを発見しよう。

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第5位・ドイツ ミュラー 右足 対アメリカ

[こんなゴール](http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1691/)

1分57秒〜

この時、裏番組でポルトガル戦を観戦してたので、全然印象に残ってなかったのですが、コースを狙いながら、あれだけの強さで蹴れるのは素晴らしいという俊輔の解説を聞いて、なるほど、と。確かに大事に行って、弱っちょろいシュートになるのか、力んで枠を外すのか。きちんとした技術と強靭な足腰が必要だということを普段、たくさん宇宙開発のミドルシュートを見ているJリーグファンにはその凄さがわかるはずです!

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第4位・アメリカ ジョーンズ 右足 対ポルトガル

[こんなゴール](http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1550/)

1分22秒〜

コーナーキックのこぼれ球が足元に来ました。場所はエリア外、距離は25mといったところか。ここで、並のボランチなら安易にパスを選択してしまうと俊輔は指摘します。そうではなく、果敢に一人をかわし、その後にシュートを選んだこと、もちろんシュート力そのものが素晴らしいと言っています。

これを決められるのはやはり日吉の漢(ヒーロー)、富澤清太郎に期待してしまいますね!

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第3位・チリ ヴァルディヴィア 対豪州

[こんなゴール](http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1293/)

0分50秒〜

このシーンは、相手のミスにつけ込んだチリが先制点を奪ってから間もない前半14分のゴール。中盤でボールを奪ってからの動き出しが素晴らしく、ペナに5人が侵入する迫力ある攻撃なのですが、特に俊輔が褒めていたのは、10番のヴァルディヴィアを決定的にフリーにした直前の仲間の斜めに侵入する動きです。彼の走りにつられて2人のDFが囮にひっかかり、10番に大きなスペースが与えられたわけですね。

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第2位・ガーナ アユー 対アメリカ

[こんなゴール](http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1366/)

2分40秒〜

美しい連動性。俊輔の先行理由はまさにこの一点。こんなプレーを目指したいそうですが、我が家では夫婦揃ってこの動画を見た途端にあるマリノスのゴールを思い出しました。

…そう、去年の夏、味スタで兵藤が端戸のワンツーから奪った美しいゴールを思い出しませんか。侵入角度、ヒールでのおしゃれな返しがそっくりです。兵藤のほうが最後に少し慌てていたかんじはありますが ;^_^A

やはりマリノスのいい時と、俊輔の美的感覚が一致している、それを体現できる仲間が揃っていると言えるでしょう。

中には俊輔のイメージが合わない人、そんなサッカーは面白くないという人がいるかもしれません。それは好みの問題なので仕方がありませんが、今のマリノスを支持する人には、こんな形のゴールがまた見られると思うだけでドキドキですな。

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第1位・チリ バルガス 対スペイン

[こんなゴール](http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1432/)

0分15秒〜

栄えある第1位は、前回王者に引導を渡すチリの得点。ブラジルにPK戦の末に負けて、大会を去ることになりましたが、本当にハードワークで勇敢で、すごいチームでした。ゴールのシーンも、パスの長さが中途半端だったところを果敢に奪って、繋いで、繋いで、ゴールに流し込みました。度肝を抜かれるような個人技や、偶然の要素は極めて少ないんですよね。何度も何度も見直すことで味が出てくるゴールです。

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発表と寸評を終えた俊輔は、「すげえ刺激を受けた」と一言。根っからのサッカー好きの顔に戻っているのが、笑えた。スゴイ!ゴールはW杯の大会中にまだまだ生まれるだろうが、マリノスの下半期を案ずるには、上記のゴールにヒントが隠されてるかも。

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そう考えると、まあ当たり前なんだけれど、ハードワークができるコンディションがまず何よりも大事。(去年夏のコンディショ二ングは素晴らしかったな!)

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それからキャンプで重点的に鍛えたというコンビネーションの熟成も楽しみ。あと当然上記の傾向から、チリ代表FWの補強が最優先! 俊輔との相性抜群なのでは? 代表はスペインなどに所属してるから高いのなら、「代表クラス」で手を打つかな。

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「ラフィーにゃ」とかJで実績はあるかもしれんが、そのレベルでお茶を濁してる場合じゃないっすよ。

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それにしてもまだ天皇杯まで2週間弱! いやぁ、長いっすねえ!!

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[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)

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