【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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4年後の前に2年後! 2年後のための毎週末!

ブラジルW杯の終わりは、ロシアW杯へのスタートとばかりに、清武、柿谷、山口、権田、そして齋藤らが、軽い自主練習を行ったことが新聞に載っていた。

4年後の本大会では、本田、長友、岡崎ら現在の主力は30歳を超えている。当然、次は俺たちの番だというのが、「ロンドン五輪」世代の彼らである。今回、招集されなったメンバーの中にも、宇佐美、原口など今後の飛躍が期待されるメンバーがいる。

ロシアW杯にてどのくらい世代交代が進むのかは今の時点では想像もつかない。北京世代が立ちはだかるのか、ロンドン世代が主力か、はたまた、2016年のリオ五輪世代の台頭は?

そう、なんだかあまりの負けっぷりの良さに、さっさと4年後にリベンジだ!などと流されているが、その前の大事な大会と言えば、来年1月のアジアカップと、16年のリオ五輪だろう。

ええっ! もう、五輪?

そうそう。来年の2月には五輪予選が本格スタートですよ。

普段はなかなか目立ちづらい五輪代表候補選手だが、今年春から、アンダー22 Jリーグ選抜として定期的にチームを組んでいることは意義のあることだと思う。注目が集まりやすくなるし、定期的に招集されることでチーム意識が醸成されることだろう。

[こんな記事](http://touch.allabout.co.jp/football/lifestyle/3067/)もあった。J-22のイケメン選手特集だそうだ。当たり前だが、みんなピチピチ若いことに加えて、イケメン。となれば、新たな女性ファン獲得にも貢献してくれることだろう。

幸野(FC東京)、西野(G大阪)、秋野(柏)、青木(名古屋)とともに、横浜F・マリノス喜田拓也が、イケメンとして紹介されている。それに加えて、ボールを奪うのがうまく、運動量が豊富。キックもうまいと、実に好意的だ。

この他、浦和の矢島や、和田(神戸)、大山(大宮)などレギュラークラスにイケメンが多いのである。三浦弦太(清水)の田中まーくんを思わせる風貌も密かに好きなのだが。ガキ大将!みたいな感じ。

そして極めつけは、J3戦、フィールドプレーヤーで最も長い時間プレーしている高橋祐治(京都)だ。はっきり言って、面構えはウッチーを超える逸材である。

まだJ2のリーグ戦に出場経験はないからこそ、このJ-22の存在意義があるというものだ。ただし、裏を返せば、このJ-22で不動のレギュラーになるということは所属チームではほぼ構想外ということになってしまうのだ。

このチームは毎試合、招集が行われる。それはその週末のJ1、J2の試合でスタメンまたはベンチ入りしなかった選手から選ばれることになっている。そのため、このチームの常連ということは所属チームでの出場はほとんどないことになっている。そりゃ、所属チームでレギュラーを獲る方が本質のはずだ。だから、野津田岳人(広島)や鈴木武蔵(新潟)、豊川雄太(鹿島)らクラブでの出番をつかんでいる選手に、出場がない、または少ない。

我らが喜田拓也は、チームで最多の9試合に出場しており、今季マリノスでのベンチ入りはゼロだ。

チームのここまでの戦績は6勝1分10敗の8位だが、31失点は最多である。集まって翌日に試合をし、すぐに解散するチームに守備連携を高める時間はない。

発展途上とはいえ、これほど哀しき選抜チームを他に知らない。

ここで研鑽を積んだとしても、五輪代表に選ばれるとは限らない。スイスには久保がいる。セレッソの南野もいる。エースクラスほど、このJ-22とは無縁なのかもしれない。しかも本大会ではオーバーエイジ枠の参入でさらに狭き門となる。

しかし、それでも、キーボーにとっても、ウッチーを超える高橋にとっても、ここで結果を出せば!という場所があることは、出場機会がなく悶々としているよりは遥かにマシではないか。

もうハタチなのか、まだハタチなのか。コロンビアのハメルロドリゲス(22)に日本の守備陣がチンチンにされたのを見ていると、あんまりモタモタはしてられないけど、若者たちには無限の可能性があるのだ。

だって20歳の柿谷曜一朗は失意のローン移籍だった。齋藤学も愛媛に行く直前、まだまだ潜在能力を解き放てなかったころハタチだった。長友佑都はヘルニアで試合に出られず、パチンコ屋に入り浸ってたとか。

中村俊輔のハタチは…マリノスの10番を初めて背負った歳。おおすげぇな。でも代表デビューは21歳だからまだのはず。

若者たちには無限の可能性がある。しかもイケメンたちである。彼らが日本らしいサッカーを具現化してくれるかもしれない。

喜田拓也こと、キーボーがその輪の中心にいるなら、マリノスのサポとしては超楽しいだろう。

ブラジルの仇はブラジルで討て!!

そのための戦いは毎週末、J3の舞台で行われている。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)

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