土曜の約半年遅れのトリコロールフェスタ。2月上旬に行われるはずだった恒例のイベントが大雪のせいで流れて、このタイミング。これもご縁だなあと感じた。
ミニサッカーなど、抽選で当たらなければ参加できない一部のイベントを除いて、多くの選手に声をかけ、握手やサイン、写真撮影をお願いできる。
2月なら開幕前だから、嘉悦社長、樋口監督らのコメントは、「今季も頑張ります。ACLも含めて優勝目指します」となるのだろうが、すでにシーズンの1/3は終わっている。ACLは敗退、リーグは暫定12位というのが実態だ。
だから「いまの成績には納得行っていない。必ず巻き返すので応援して欲しい」というテイストの挨拶になる。開幕前だから能天気とは言わないが、今は長期休暇明けとはいえ、シーズン中
の緊張感は特別だ。
もちろん、7月に引退するドゥトラもいた。時間の関係で列に並ぶのが遅かった私たちは、握手のみとなったが、一人一人に満面の笑顔で対応するドゥトラは鑑だ。まったく慌てて辞めなくていいのに。
ちなみにドゥトラを書いた当時の記事をいくつか引っ張り出して来たら、ぜんぜん今も眩しいなあと思って泣けてきた。（タイトルだけ末尾の「関連記事」で紹介します）
後半、子供の希望で奈良輪のブースに並び、こちらでは写真やサインももらうことができた。入籍発表の直後だったので、多くの人に「おめでとう！」と声をかけられるハムちゃんこと、奈良輪は休み明けでも精悍な体つきで、ますます張り切って活躍してくれることだろう。ドゥトラ引退後は下平と左サイドバックのポジションを争うことになる、やってもらわなくても困る存在だ。
その後は、ステージでブラジルにいる齋藤学に応援メッセージを届けようとしたり、恒例の中澤佑二を中心としたキレのある？踊りで、あっという間に最後へ。締めは、もちろんキャプテンの決意表明だ。
中村俊輔「暑い中トリコロールフェスタにたくさんのファンの方に来ていただきましたが、このようにファンに感謝を示す場は大切。だが、やはり選手にとってはグランドで全力でプレーすることが感謝を示すことになると思っています。残りの2/3のシーズン、今の順位に納得している人は誰もいないと思うので、順位を上げて、優勝争いに加われるよう、感謝の気持ちを込めてプレーして行きます」
公式戦の再開までまだ1ヶ月あるが、W杯の喧噪に身を委ねていれば、おそらく川崎戦以降の1ヶ月ほどには長く感じないかも。
学が出場していないためか、エレファンツに踏み潰されたショックがさほどリアルに感じられなのは寂しいことかもしれないが、当然なのかもしれない。
皆さんも、遠くの代表も密かに応援しつつ、マリノスの巻き返しにご期待を。来週からは、新潟・十日町キャンプ。
フィジカルの鍛え直しと、連携強化が大事。そして、新戦力の話題は？
とてもとても重要な1ヶ月はもうすでに始まっている。補強だけ遅れるわけにはいかない！
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