さてさて、もう嫌になるくらい、外しに外しまくったナビスコ杯のグループリーグの予想。
グループリーグ半分が経過した段階で清水とガンバ、新潟と柏の勝ち抜けを予想したものだが、清水、新潟ともに勝負所で敗れて、神戸と浦和がそれぞれ勝ち抜け。
G大阪、神戸、浦和、柏
計8チームでの準々決勝に突入となる。
だがしかし、
準々決勝 9/3、9/7
準決勝 10/9、10/12
決勝 11/8
と、まあえらい先である。
組み合わせが決まるのもW杯後の8月の予定。これで準々、または準決勝で浦和と当たって撃破しようものなら、決勝も埼スタだから、今年何回埼スタに行くねん、て感じだ。
まだ、そんな心配はまだいい。
一方でナビスコ杯の名物である、23歳以下の若手選手を対象とした「ニューヒーロー賞」の賞レースはすでに始まっている。
このニューヒーロー賞を昨年受賞したのは、我らが齋藤学であった。昨年のマリノスはベスト4止まりだったわけだが、決勝進出クラブ以外から同賞が選ばれるのは多くなく、柏を優勝に導いた工藤壮人がW受賞を果たしても不思議ではなかった。
すでに学を「ニューヒーロー」と呼ぶにはすでに遅い気もしたが、何しろここからW杯代表に登っていたのだから、
昨年もまとめたがこのニューヒーロー賞は、なかなかのメンバーが受賞している。(文末に記載)
今年は誰か？ 91年3月19日以降に生まれた選手が対象となる。
Jリーグから発表された途中経過の有力候補に選ばれているのは、浦和の関根、矢島の2選手だけ。他の候補は皆、チームが敗退した。グループ敗退のチームから受賞者が出たことは過去に一度もない。したがってこれから初戦を迎える、ACL組の4チームの選手にもまだまだチャンスがある。(ただしグループリーグ終了時の有力候補選手は未発表。そこに柏、G大阪、神戸の選手が新たに記載されている可能性あり)
広島なら浅野や野津田、川崎では大島や谷口、そしてC大阪にはあの南野がいる。マリノスには今季該当するような若手がほとんど試合に絡めていないのは少し寂しいところだ。
だが、まだ準々決勝は3カ月先の話。男子三日会わざれば〜である。決勝前のあと、たった4試合で賞の行方は決まるのだから、誰にでもチャンスあり。
マリノスの場合は、この長い中断期間を使って、まずたっぷりのオフをとり、そして新潟・十日町でのキャンプに突入することになっている。
公式戦の再開まで1カ月半、ナビスコ初戦まで3カ月余。ニューヒーロー賞を狙えるような戦力の台頭が、何よりも望まれる。
世代別代表で活躍する喜田拓也や、熊谷アンドリュー。2列目の要員としてまずベンチ入りを目指す天野純や松本翔。センターバックの争いに残りたい北谷。
正直、今は試合出場すらできていないが、では3カ月後もベンチにいるって誰が断言できる？
シンデレラは突然やってくる。もちろん、一日で劇的に上手くならないが、眠っていた才能が目覚め、技術、メンタルの向上で何かをつかむことはあるかもしれない。
まさに新戦力、ニューヒーローに名乗りを上げる若手が表れるのか？
まだまだ中断期間だが、そんな期待を込めて彼らのこれからを見守りたい。
[横浜F・マリノス ブログ村](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)
皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。
(参考)過去のナビスコ杯優勝チーム、MVPとニューヒーロー賞の受賞者
2013年 柏
【MVP】工藤（柏）
【NH賞】齋藤（横浜FM）
2012年 鹿島
【MVP】柴崎（鹿島）【NH賞】石毛（清水）
2011年 鹿島
【MVP】大迫（鹿島）【NH賞】原口（浦和）
2010年 磐田
【MVP】前田（磐田）【NH賞】高萩（広島）
2009年 ＦＣ東京
【MVP】米本（Ｆ東京）【NH賞】米本（Ｆ東京）
2008年 大分
【MVP】高松（大分）【NH賞】金崎（大分）
2007年 G大阪
【MVP】安田（Ｇ大阪）【NH賞】安田（Ｇ大阪）
2006年 千葉
【MVP】水野（千葉）【NH賞】谷口（川崎Ｆ）
2005年 千葉
【MVP】立石（千葉）【NH賞】阿部（千葉）
2004年 FC東京
【MVP】土肥（Ｆ東京）【NH賞】長谷部（浦和）
2003年 浦和
【MVP】田中達（浦和）【NH賞】田中達（浦和）
2002年 鹿島
【MVP】小笠原（鹿島）【NH賞】坪井（浦和）
2001年 横浜FM
【MVP】榎本達（横浜FM）【NH賞】曽ケ端（鹿島）
2000年 鹿島
1999年 柏
【MVP】渡辺（柏）【NH賞】佐藤由（Ｆ東京）
1998年 磐田
【MVP】川口（磐田）【NH賞】高原（磐田）
1997年 鹿島
1996年 清水
【MVP】サントス（清水）【NH賞】名波（磐田）、斉藤（清水）
