【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

桜井和寿×中村俊輔!夢の対談を見ると、もうJ再開が待ち遠しい。

MIFA TVをご存知か。

MIFAは、music interact football for allという意味で、「音楽とフットボールは言葉が通じなくても、人々を繋ぐことができるんだぜ」というコンセプトで、W杯日本代表応援ソングを作ったり、ライブしたり活動している。中心にいるのはMr.Children桜井和寿と、GAKU-MCだ。

この二人、サッカーが好きで、自分たちで草サッカーチームを作るほど。この音楽を通じて、サッカーを応援しようというのを一番楽しんでいる風でもある。

4月から、YouTubeにて専門チャンネルがオープンされ、初回にはザッケローニ監督のインタビューが行われている。(http://www.youtube.com/watch?v=tRWvGGvYhG8&sns=em)

ははぁ、これは今回のW杯代表選手が次から次へと出て来るのだな?と思ったが、第2回のゲストが中村俊輔だったのだ。そのあとが、中山雅史澤穂希闘莉王、遠藤、清武、岡崎と8回までアップされているのだが、ようやく現代表が出始めたという感じで、人選の基準は分からない。

ところで、Mr.Childrenはデビューから20年以上、ミリオンヒットを連発してきた日本を代表するミュージシャンであり、まあ20〜40代の男性諸君のカラオケに甘酸っぱい歌が、もっとも多く登場するといっても過言ではあるまい。かく言う私も全部のCDアルバムを買っており、ライブにも何度も行った。大好きである。そんな桜井さんが俊輔と競演。誠に知るのが遅すぎたが以下にまとめる。

マリノスタウンを見渡せる、屋上で桜井さんとGAKU-MCが待っているところに、俊輔が登場。立ったまま、インタビューが始まるのだ。

最初にマリノスタウンの環境について聞かれると、

クラブハウスが素晴らしく、下部組織の子供との交流もできて、ここはいいんだ、海外ではファンが練習を見られないところが多いんです。

といきなりマリノス愛全開の俊輔。いいよ!いいよ!

お次は、いつもの、代表復帰しないんすか的なガクの質問。んー、またか。

お、マジな質問ですね笑。限界を作っちゃいけないって分かってるし、自分もこうなるって思わなかった。けど、だんだん二兎は追えなくなってきたので、卒業。

という、これまたいつもの応対。何百回同じこと聞かれても、大人だなあ。ある意味、神対応だよな。

背番号10にした決意とは?

刺激が欲しかった。プレッシャーをかけて、刺激を与えたかった。同じことの繰り返しではね。10番にふさわしいプレーをこの年齢でどう示して行くのか。

だんだん10番の価値、というかそれに見合った選手が戦術だったり、激しい中盤のなかで消えていく。それでも創造性とかファンタスティックなプレーを求められるし、して行きたい。

ジダンが好きだったのだが、一緒にやった時にビックリしたのは、あんなに大きいのに、ファウルにすらいけない。今もDVD見て勉強中。指導者になった時にのためにも、いずれ監督やりたいっすね。

ここで、桜井さんとガクの曲を俊輔に披露。試合前とか曲を聞いてテンションを高めるのかという質問に、待ってました的な俊輔。

日本人選手は、イヤホンで耳を塞いでいる人が多いため、ロッカールームはすごくシーンとしている。だけど海外ではロックミュージックをガンガンかけてるのが普通。そこでマリノス復帰後は、選手にいろいろ聞いて、好きな曲集めて、マリノスでもスピーカーでかけるようになったのだそう。さすがにロッカールームで俊輔の呼びかけで音楽がかかるようになったとは知らなかった! 今も静かなままのチームもあるのかしら。

ウカスカジー(桜井さんとGAKU-MCのユニット名)の曲もかかるかもしれませんね。小林祐三のこだわりの選曲とか、どんな感じだろう。ある日のロッカールームのセットリストをCDにして売り出したら売れるぞー。

さらに、桜井さんの思わぬ告白で出てきたのは体のメンテのことだ。

自らをミュージシャンでもベテランと称して、ツアーで歌っても喉の回復とか遅れてくるという。昔はただストイックに自分を追い込んだほうが、いいものを生むと思ってたけど、40過ぎたくらいから、ちょっと甘やかしたほうが、自分で楽しんだほうがいい、楽しんだ分だけ喉の回復すら早いと思ってるのだが、俊輔さんはどうですか?

この年齢まで、こんなに走れると思ってなかった。だんだん自分の体のこととか、相談しながら付き合って行くうちに、自分のことを知ってきて、甘やかすではなくて、新しい発見、トレーニング、マッサージ、いろんな方法がある。やっていて楽しい。いろんな発見がまだあるというのは。

おぉ、要するに、甘やかすという意識はないよってことですね。なんだかんだ20年以上トップに君臨する桜井さんの声も、変わらなくてすごいなぁと思うのだけど、それを真剣に答えて切り返してしまう俊さんがちょっと可愛いです。

で、ブラズーカでしたか、今回のW杯公式球で、ミドルパスの交換。さらには彼らをゴールマウスに立たせて、俊輔がフリーキックのプレゼント。あぁ

、僕もミュージシャンに生まれたかった…。

ご満悦のミュージシャン二人に、最後は俊輔からのお土産が手渡される。中身はなんとセルティックのユニフォーム、2014年版にNAKAMURAと印字された特製のユニフォーム。今なお、セルティックが特別に俊輔のために作って空輸しているらしいから、恐れ入る。

セルティックのやつら、本当に俊輔の再獲得を諦めてないと思った方がいい。マリノスも10番のユニで一儲けしたのだから、それで3番の今年版ユニでも作ったらどうかしら。いや、飾るためだけ。発売はダメよ。めちゃめちゃよその方達に叩かれるから。

収録は恐らく、開幕直後だったか。俊輔の今季への意気込みが溢れている。

早く、早く、元気な俊輔のプレーを見たい。とりあえず、マリノスの試合に飢えている方は、必見のVTRです。ウカスカジーの曲にも愛着が深まって、それなりにW杯が楽しみになると思います!

[横浜F・マリノス ブログ村](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。