【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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金言を知っているかどうかではなく、実践しているかどうか。

巷はいよいよW杯である。Cロナが欠場するかも、ホンダの調子は本当に上がるのか、セレソンの合宿がスタートしたなどなど、些細なことで盛り上がっている。国内でこの時期と言えば、日本ダービーであり、野球の早慶戦は久々に優勝のかかった両校激突となった。J2の試合を見ていては、岡山の勇敢な戦いが目につき、上田康太の加入がかくも攻撃に大胆さを増していることを知る。そして湘南の縦パスは早く、強い。他の話にブロクが浮気しそうになる。

マリノスのネタは何かないのか。

日産スタジアム内のツアーが行われ、天野純松本翔の2選手が登場。プロと一緒にピッチに立てるのだから、ファンにはたまらない。私が4月末に参加した際は、絶賛シーズン中ということで、選手はおらず、波戸さんと小村さんが登場してくれた。

天野、松本の両選手とも期待の若手である。だがいつまでも若手ではいられない。一日、一日が勝負のはずだ。そんなこれからのし上がっていかなくてはならない彼らや、部活や受験、仕事のプロジェクトなど、ガンバル全ての人に、今回も金言を捧げたい。

もうね、常に同じこと言ってるんですけど、言葉の厚みが違います。その厚さは、強力な相手の攻撃を弾き返すのに似ています。

「何かを成し遂げるためにはあらゆることを犠牲にしてでも突き進む信念と熱意が必要なんだ」

これだけでピンと来た方は「通」だ。

Numberとキリンの缶コーヒーの企画で、「歴代日本代表の言葉」が缶に刻まれているのだがその言葉が[Number](http://number.bunshun.jp/tu/201404fire#nakazawa)にまとめられているわけだ。

「自分で天井を決めてしまっては、成長は得られない」

「できる、できないじゃなく、やるか、やらないか、なと思っています」

彼は自分には才能がなかったと思っているようなので、『やったから、やり続けたからできた』と本当に思ってるんですね。深いです。

「10年間、何かを追い続けることって生半可なことじゃない。でも、それをやり抜いた先には掛け替えのないものが待っているんだ、と」

「決めたことを最後までやり通さないと、成功を手にすることはできない」

毎日同じことを繰り返して、モチベーションが浮き沈みする中で、自分をコントロールするために言い聞かせてたのでしょうね。

いやはや、どこまでもストイック。精神力から来る実行力が違いすぎる。

そして最後に、個人的には雷が頭に落ちたような衝撃を受けた一言を紹介したい。

「どの分野、どの世界でも言えることですけど、周りの空気に流されてしまっては絶対に夢なんてつかみ獲れないの思います。必要なのは強い精神力、揺るぎない志」

ふつーの仕事をしたり、学生をしていてはたどり着けない境地。何かに流されていることの凡庸さ、それにすら気づかない鈍さ。こうした言葉を自分にも役立てさせられるかどうか。

それはご存知のように、言葉を知っているかどうかではない。差がつくのは実践しているかどうかだ。

W杯を目指すサッカー選手かどうかも関係ない。「どの分野、どの世界でも言えること」と中澤先輩も言っておられる。自分のなりたい像をイメージして、そこに一目散に向かえるか。

口で言うのは簡単です。私は、決意と挫折の繰り返しです。今日こそは、とか毎日のように思ってます。

さあこれから休日出勤して、一気にプロジェクトを進めるぞとか言ってますが、金曜に飲んじゃった穴埋めしてるだけです。

こんな金言を胸に刻んで、少しでも実践して、また再開してからのマリノスをカッコ良く応援したいものです。

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