【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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ウルトラレフティと何度も、何度でも歌う日に〜第9節・FC東京戦(日産ス) 展望

チームのこの先を憂いたいやつはそうすりゃいい。でも、今日は勝つ、今日こそは勝つって、スタジアムに行く方が何倍も楽しいだろ? もし負けたら? バカだな。また楽しさが次に持ち越されるだけだろが。

だいたいにおいて、悲観的な人が多すぎる。ACL敗退がどうした、リーグ5試合勝ちなしだからなんだ。

去年の最終節に比べたら。降格が決まったわけでもあるまい。大好きな選手が靭帯断裂で今季絶望のほうがよっぽどキツかろう。そんなことと比べたら、はっきり言ってほぼ普通だよ。

このままじゃ、やばいって心配する気持ちもよくわかる。けどさ、心配だぁ、心配だぁ、って言ってていいことあるかな。元日に9年ぶりのタイトルをもたらした監督を解任せよとか勘弁してくれよ。

でもどうしても心配なあなたには思い出させてあげよう。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/vaphoon/article/95より以下は抜粋だ。

2013年8月、味の素スタジアム

後半44分、マリノスが1点リード。直前にクローザーの小椋も投入した。安心感がある。このまま逃げ切れるか。FC東京の攻撃は、最後が雑になるから決定的な場面は少ない。

中町が奪ったボールを素早く小椋が縦に送り、前線で待つマルキーニョスへ。すぐ隣にあがってきた俊輔に渡す。もう一度、マルキに渡して7試合連続ゴールなるか!?と思ったが、マルキには米本がぴったりついていてパスを出せない。俊輔はCB加賀と対峙しながら、ペナルティアークまでドリブルを進める。右足でシュート? いや、違う。切り返して左足に持ちかえる。すると、利き足のシュートを警戒して、加賀だけでなく徳永もコースを消しにくる。再度切り返して右へ。今度こそ蹴るか? 加賀がブロックに入った瞬間に、三たび切り返し。

そして左足一閃。助走のないプレースキックのように最小限のモーションで蹴られたボールは、どんなキーパーでも届かないようなゴール左隅のコースに飛んだ。

前節のマルキのバイシクルシュートに続いて、またスゴいゴールを見せられてしまった。酷暑の中での、試合終了直前になぜまだあんな動きができる? 切り返し三連発が繰り出された時間帯に驚く解説者が続出。このプレーのすごさを物語る。

もちろん、その瞬間のアウェー側スタンドも熱狂。

シュンスケナカムラ! 俺らの誇り、ウルトラレフティ、シュンスケナカムラ! 5回、10回と繰り返しても鳴り止まない、キャプテンへの賛歌。歌っているだけで幸せ。この楽しい2-0のアディショナルタイムがずっと続けばいいのに。チャントのリピートが5分くらい続いて、俊輔コールに変わったときには、まだ試合中にもかかわらずゴール裏に手を振る俊輔の姿が嬉しい。

あの頃は良かった…って話ではない。出直しを図る再出発の試合でFC東京。こんなすごいゴールでなくて構わないが俊輔が得点したら…!

本来、私は今日は大幅にメンバーを入れ替えて臨むべき試合だと考える。だがほとんどの主力選手が出場する見通しだ。中国遠征の疲労がないはずがない。そのカンフル剤として俊輔の得点がチームに与える好影響は大きい。ウルトラレフティの讃歌は、横浜のメンタルを劇的に改善するはずだ。

対するFC東京、どうやら堅守を売りにして行く方向だ。未勝利が続いたがギリギリで結果を出して、同じ新外国籍監督だった仙台とは別の道を歩むことになった。そこからはじわじわと順位を上げてきている。マッシモ・フィッカデンティ監督、イタリアのリアリスト。ACLのリッピ監督に続き、イタリア2連戦だ。

夢見る樋口監督は今度こそ長靴の国のリアルを崩せるのか。何しろマリノスは、リーグ戦で318分無得点中。俊輔がガツンと決めてくれる予定というか願望だけど、万一追いかけるような重苦しい展開になったら…。

あぁ、今日もかって、スタンドで我々が絶対に思わない。今日は!今日こそは! その方が何倍もポジティブだ。しかも、柏や新潟に比べれば、追いつき、追い越せるって思えるでしょう。まだまだ信じてみよう。ここ最近回せてないトリパラも荷物に入れてね。

暦の関係で実感は薄いけど、大型連休に突入した。やってやろうぜ、反転攻勢。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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