【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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夢やぶれても、なお!

日常が戻ってくる。アジアでの戦いが終わってしまった!

選手たちの疲労を思ってあんなに過密日程を嫌がっていたのに。

広島、川崎、C大阪の3チームのグループリーグ突破にはおめでとうと言いたい。マリノスだけ敗退は辛いけれど、仮に全チーム敗退だとしてもその傷の深さは絶対的には変わらないはず。ただ5月6日の広島戦が7月15日に順延となってしまい、ゴールデンウィーク最終日、マリノスは戦う相手がいなくなって暇になったことが寂しい。

ごめん、その日ダメになった。とデートの約束をドタキャンされたのに、その子はオーストラリアの男と待ち合わせ。分かりにくいけどたぶんそんな感じ。あなたとはまた7月に、いやその気になればいつだって会えるでしょ?って。

決勝トーナメントを勝ち上がるに連れて疲労の問題はますます大きな課題となっただろうけど、そんな心配をすることももうできない。ううっ。

さて、切り替える。切り替えよう。

Jリーグに集中するしかない。いや集中できる。ACLナビスコ予選の心配もいらない唯一の存在。褒められたことではないけど、前向きに捉えるしかない。

リーグ戦も開幕3連勝から、5試合勝ちなし。3位から11位まで、急降下だ。でも、ACLの後半3試合は2勝1敗、ここで見せていた戦いなら結果はついてくると思う。

英国の赤い悪魔の話を知っているかい? 1年、いやたった半年で常勝軍団は見る影も無くなってしまったんだ。負けるはずのない相手に負けたりね。挙句の果てに、大陸王者を決めるチャンピオンズリーグの出場権すら失った。20年間の連続出場という記録をあっさりと断絶した。さすがに監督は解任されたけどね。少なくとも1年は復活に向けてじっと我慢さ。

うちらは確かに最前線の偉大なストライカーを失ったけど、それだけ。来年の大陸王者に向けては、つまりリーグ3位以内は十分巻き返し可能だ。

今年の夢が終わったのは確か。けど来年、夢の続きを観るために、再びあの舞台に挑みたいという選手を全力で盛り上げようじゃないか。

だから…

ACLのないFC東京のほうがコンディションがいいとか、

埼スタでは無観客試合明けからレッズが全勝だとか、

宇佐美が明日の試合から復帰、我々とやるころには本調子になってるかも…とか、

自分の足元を見れば、「禁句」のとおり、得点力については引き続き不安いっぱいだ(笑)。

だけど、J1の話をしよう。連休明けには鳥栖と川崎と戦ったらもう中断期間。しかもうちは5/6の試合も飛んだから、休養たっぷりだもんね。

とにかく今は明日のFC東京戦のメンバーが気になる。リーグ8試合、ACL6試合戦い続けて、メンタルの疲労も半端じゃないはずだ。しかもACLが終わったことが無意識に一区切りになってしまうはず。思い切って、主力を休ませて欲しいと思っている。そのほうがよほど切り替えになるのではないか。

それで結果が出なかったらまた叩かれるって? 目の前の1試合は大事だけどそれだけじゃダメじゃない。それに今の準主力の選手たちを信じるしかないじゃない。

明日の見どころはあらためてアップしますが、明日は出張の影響で2週間ぶりの休日、2週間ぶりのJリーグ。今日一日がんばりましょうぞ。

で、いよいよ「反転攻勢のゴールデンウィーク」としてやりましょう。

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