【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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メンタル! 明日につながる勝利が欲しい【ACL】第5節・全北現代戦(日産ス)展望

アジアでの9年ぶりの戦いも、序盤のクライマックスを迎えている。死のグループと言われた、この予選もあと2試合だ。

第4節終了時の順位表

1広州 勝点7 得失3

2全北 7 2

3メル 4 -2

4横浜 4 -3

マリノスはここまで1勝2敗1分でグループ最下位。だが首位との勝ち点差はわずかに3で、残り2試合を連勝することができれば無条件でグループ突破が決まる。

ただし、初戦で0-3と敗れた全北、昨年王者の広州とのアウェイ戦と、軽々しくは「連勝!」などとは言えない厳しい戦いが予想されている。加えて、マリノスの不調。広州首位、全北4位、メルボルン4位、マリノスは10位。国内リーグでの最新の順位に、現在のチーム状況が表れている。

置かれている状況が厳しく、リーグの仙台戦からは中2日で大幅に改善する時間はなかった。カンフル剤として、やるとすれば、選手の入れ替えを多く行うことだが、どうやらそれも少なそうだ。

先発予想は、

榎本、小林、中澤、栗原、奈良輪、中町、富澤、兵藤、俊輔、齋藤、伊藤の11人の模様だ。大きく戦い方を変えることはしないのだろう。前回の対戦で徹底的にボールをかられ、思うように敵陣にボールを入れることもできない状態だったが、勝機はある。

全身全霊で早い時間に得点を上げることに集中することだ。そうすれば勝てるというよりも、現状で追い上げる展開はあまりにも厳しい。鹿島、仙台と後半の半ばに勝ち越されると、ほぼ敗色濃厚になってしまった。

選手には前回対戦の鋭い出足の印象が残っていることだろう。ただし、そこで躊躇して、出足を伺っているようでは、自ら勝機を手放すようなものだ。全北はあえて、再び序盤から飛ばしてくるかもしれない。そのときに、さらに相手を上回る凄味を出せるかどうか。

もう、圧倒的にメンタルだ。もしアジアへの道が今宵途切れるのなら、それは閉ざされるのではなく、自ら閉ざした時に訪れる。「諦めたら、そこで試合終了ですよ?」

昨季のように上手くいってない。結果も出ていない。だからこそ、今夜突然良くなる可能性が少ないことを受け入れて、今できることを全力でやって欲しい。

今宵の勝利の価値はアジアへの道を繋ぐだけではない。一昨年から昨年にかけては「継続」して結果を出したが、2014年の戦い方はこうだ!を掴む糸口になり得る。

戦う姿勢で痺れさせてもらおうではないか。勝てば、来週の広州はもう大変な試合になる。

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