【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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ここが底だと信じるが、「思い切った変更」は必要か〜第7節・仙台戦(日産ス)

ホームでの2試合連続、2点差負け。うーん、辛い。仙台、そりゃ喜ぶよなあ。しかも赤嶺、赤嶺の2ゴール。こちらは決定機もキーパーの正面で無得点。相変わらずのチグハグな攻撃。中盤で一歩遅いから相手のカウンターをモロに受ける。

どうしてこうなったのか。薄々感じていたことがある。

俊輔のコンディションが少しずつ上がったきた!と書いてきたのだが、昨日は残念な出来に終わった。何かがずれているのかというほど、一目でわかるようなミスパスが多い。また体のキレがないからか、ボールを失う場面も多い。交わしてクロスを上げる場面も、交わしきれないから、チャンスが膨らまない。

メルボルン戦では惜しいフリーキックもあったが、昨日は精度が下がっていた。2点ビハインドで迎えたアディショナルタイム、せめて俊輔の初得点で一矢を報いたい!という場面でもキーパーが難なくキャッチするようなキックに。何かがおかしい。

「俊輔の所為」だというのではない。が、俊輔の不調は、チームの不調に密接な関係があるというのは俊輔中心のチームを押し進めてきたのだから仕方がない。俊輔を輔弼してきた中町や兵藤は俊輔の役割にはなれない。とにかく中心の俊輔が不調で少しずつバランスが崩れていて、だからアタッキングサードでのパス回しが今ひとつうまくいかないのも、中盤でのセカンドボールの拾い合いであと一歩相手より遅くなることも、説明がつく。

あくまでも仮説である。他にももちろんいろんな要素が絡み合っているのだろう。でも思い切って、俊輔を休ませてミニキャンプとか、今のシステムをいじるとか、やりようはあるだろう。勝っていたときとは何かが違うのは明らかだから、「修正ではなくて思い切った変更」が必要ではないのか。

それくらい、今の俊輔は「こんなものではない」。今季初めてスタジアムに足を運んでいる方はともかく、強いマリノスを知るものにとってはこの成績は到底納得できるものではない、それは分かる。

でも選手の戦う気持ちが見えないとか、選手交代が遅いとか、伊藤のチャントがアレだとか、そっちの方向に話が行くのは違うと思う。連戦の中で十分な立て直しの時間は取れないのだけれど4-2-3-1のシステムをいじるなりしないといけない。

ちなみに昨日は珍しく、樋口監督が動いた。兵藤→佐藤、小椋→富澤、中町→矢島という交代が結果には結びつかず、決定的な2点目を失ったわけだが、現状を変えようとした思いの表れだと捉えたい。というか地蔵だなんだ、さんざん動かないことを貶しておいて、今度は交代の中身についてボロカス言うのって、ちょっと。

それにしても、甲府、鹿島、新潟、仙台ってなったらここまで勝てないとは…。苦手のチームとの対戦を早めに終えた、などと無理やりポジってもいいけれど、「苦手」が多すぎるよな、しかし。優勝を目指すのに、そんなことは言っていられない。

前回フルボッコにされた全北と、鬼門中の鬼門、日立台と続くわけだが、そこで地味でも泥臭くても、結果を出せれば、潮目は変わるはず。

歯車が噛み合ったときにまた喜びを爆発させよう。そして噛み合わせる作業をチームには続けてもらうしかない。私たちはそれを辛抱強く見守るしかないのではないか。

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