【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

勝てなかった!だが上昇の兆し〜試練の5番勝負・新潟戦(デンカS) 0-0

一言で言えば、前半は新潟の、後半はマリノスのゲーム。解説の安永さんが評したような試合だったろうか。

前半早い時間の川又のヘッドや、最後の最後に出たレオシルバのロングシュートがバーまたはポストを叩く。

マリノスで言えば、75分の俊輔のスルーパスに抜け出した伊藤翔のシュートは間一髪で守田に弾かれて、こちらもバーを叩く。ACLでは決まった兵藤慎剛の振り向きざまのシュートも二度あったが、いずれもディフェンダーに当たってしまう。齋藤学は怪我の影響はなかったと本人はコメントしているが、シュートシーンの集中力はまだまだ。

小椋、中町のコンビは去年のたどたどしさから比べると、格段にコンビネーションが良くなったと思う。富澤がメンバーから外れているわけでもないのに、小椋がスタメンに起用されるのはちょっとした驚きだった。富澤と中町が、出場停止や怪我というわけでもなく、スタメンから外れるのは中町が定着した12年秋からほとんどなかったことだ。

確かに、今季の富澤の出来は無条件でスタメンを与えられるほどではない。まず単純なミスが多く、彼がボールを持っても攻撃のスイッチを入れない、入れられないために甲府での凡戦の一要因になってしまった。もちろんいいところもいっばいあるが、最適解を探す試みはこれからも続くだろう。

前半は新潟のペースだったと書いたが、その原因として左サイドの下平のところを破られまくっていたのはあるだろう。後半は下平が良くなったのか。単にマリノスセカンドボールを拾う回数が大幅に増えたからなのか。なんとなく前者な気がする。前述の川又のヘディングで、マークについていたのは下平なのだが、簡単に競り負けてしまい、苦し紛れに足だけ出している。川又がそんなことで止まるはずもない。

全試合出場を続ける小林祐三

勤続疲労も深刻になってきたように思える。さすがにこの2〜3試合は体が重そうだ。

従来の新潟戦に比べるとできはマシだった。だから昨年、2敗の相手からアウェイで勝ち点1を拾うことができた。

どっちに転んでもおかしくなかったが引き分けはまずまず妥当な結果と、選手もほぼ口を揃えている。満足はできないが、上向いてきたように感じる。言うまでもなく大事なのはここからだ。

さあ、次の試合まで一週間ある。今週こそ勝利だ。

http://soccer.blogmura.com/f-marinosランキングに参加しています。クリックしていただけると、大変励みになります。