【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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まずは1勝を。その上で他力を本願す【ACL】第4節メルボルン・ビクトリー戦(日産ス)展望

広州 7 +4

全北 4 +1

メル 4 -1

横浜 1 -4

3試合を終えての順位表を見る限り、グループリーグ突破の2位以内は極めて厳しくなった。

今節の結果次第では、2試合を残しての敗退決定もあるという展開だ。毎年のように繰り返されるJリーグ勢の苦戦。グループリーグの半分を終わってみると、1試合の重みが全然違うのだと知る。

ただ気づくのがもう遅い、わけではない。僅かだがマリノス逆転の可能性はある。もちろん3連勝が必須となるわけだが、では本気でそれを目指すべきなのか。リーグ戦での連敗を止め、優勝戦線に食い込むためには、厳しくなったACLは捨てるべきなのか。

いや、ガチンコの国際試合でこそ得られるものがある。味わえないものがある。J代表の責任もある。

ACLの前節、メルボルン戦の遠征からチームの歯車が少し狂ったように感じる。それが遠征による物理的影響によるものなのか、単なる偶然なのかは分からないが、いまチームが難しい状況にあるのは確かだろう。

だがACLの遠征も4月22日に広州恒大戦を残すのみとなり、明日のメルボルン戦、15日の現代戦は移動の負荷なく、日産で戦えるわけだ。前節のメルボルン戦のように極端に若いメンバーを中心として選ばなくてもよい。

勝てば良い。勝てば希望はつながる。希望さえあれば、真剣勝負ができる。仮に敗退が決まった後の中国遠征など、私は行きたくない。だから、最後まで可能性を残すために戦おう。勝利しよう。

前節は、立ち上がりに出会い頭に失点し、圧倒的にボールは保持するものの、崩し切れずに敗れた。重い重い90分だったが、佐藤優平の奮戦は大きな収穫で、敗れたにもかかわらずMOMに選ばれた。

現在、攻撃における手詰まり感が問題になっている。ボールを持てども、ペナまで近づけども、そこから崩せない。シュートもやけに少ない。同じリズムでの攻撃を繰り返しているように見えるから、見ているほうはなんだかもどかしさが増すわけだ。

特効薬は、多分ない。あるとしたら、「結果」だけだろう。だから、あえてこのままのチャレンジを続けるべきではないか。例えば愚直なまでのペナ角からの崩しを。たった一つのワンタッチパスが、もう一本繋がるだけで物凄い決定機になる。では、繋がるまで、結果が出るまでやったらどうか。そういったプレーを得意とする、兵藤や端戸がゴールを決めたら一気に勢いがつくかもしれない。(齋藤学は欠場濃厚だから、なおさらコンビネーションで崩すしかない)

バルバルーセスは来ない。コントレラスも来ない。メルボルンでの激闘の末に、警告の累積で出場停止になったのだ。今度は、マリノスのホームで戦える。遠いところをようこそ、だ。

スタメンがどうなるのか情報が乏しいから予想がつかないが、リーグ戦から数名は変わるだろう。セットプレーではなく、流れからの1点がこれからのマリノスの道を開く。

ちなみに、他力本願とは広州勝利を願うこと。全北が勝ち点4で足踏みすると、一気に2位争いが混沌としてくるし、全北をマリノスが直接叩くと2位浮上も見えてくる。でもまずは自分が勝たないと、画餅もいいところ。

今日から新年度、歓迎会だの、いろいろ忙しい。試合が明日でよかった。

仕事は次の日だってできるが、メルボルンが来るのはこの日だけ。マリノスの大会初勝利が見られるのもこの日だけ。スタジアムに行きましょう!

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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