ミッドウィークの戦いがJ1すべてのクラブで始まった。ナビスコカップの予選リーグは各チーム全6試合を戦う。ACLのグループリーグと同じ試合数だが、ACLは4月中に6試合すべてを消化するのに対して、ナビスコはW杯の中断期間に入ってから6月の上旬までを使ってゆるりゆるりと試合を行う。
だから過密度という点と、国外への遠征を伴うという意味ではやはりACLの負担の方がはるかに大きいわけだが、それでも目眩く、週2試合の世界へようこそ、だ。短期的に見れば23日に行われるリーグ戦においては全チームが中3日、マリノスとC大阪だけが中4日というタイトめの日程になっている。
日曜にマリノスと対戦する甲府はガチメンで名古屋に挑み、見事に勝利を収めた。1-0のしまった試合だったようで消耗の加減はいかがだろうか。
リーグ戦3連勝、無失点の鹿島もほぼリーグと同じメンバーを出し、こちらはF東に3失点で敗戦。ただし日曜のC大阪戦にはなぜか強いチームに戻っているのだろう。食えないチームだ。
鹿島が初失点なら、徳島は今季初得点を記録。PKとはいえ、ようやくドウグラスが決めた。リーグ戦では柏、広島と連戦だが、遠慮なく勝ち点をあげて欲しい！
ナビスコ予選の話はこれくらいにするが、リーグのこれからの5試合で何勝できるかがマリノスのリーグ優勝の可能性を占うのは間違いないと見ている。
今後のリーグ戦の試合日程は…
3月23日(日) 14:00 甲府(中銀ス)△△
3月29日(土) 14:00 鹿島(日産ス)△×
4月6日(日) 14:00 新潟(デンカ)××
4月12日(土)14:00 仙台(日産ス)△△
4月19日(土)15:00 柏(柏)×△
右端の記号は言うまでもなく、去年のリーグでの対戦成績だ。10試合で6分4敗。マリノスのリーグ戦績が18勝8分8敗と比較すると、いかにこのチームたちに手を焼いたかが分かる。この他に勝ち点3を取れなかったチームはc大阪だけで、よくまあこんなにも相性の悪い相手を並べてくれたと感心するほどだ。
だが裏を返すと、この5試合で3勝すると大きな貯金が出来る。単純な足し算引き算に意味はないけど、昨年10試合で勝ち点6の相手に5試合で9点取れたら悪くない。
もちろん最初の甲府戦に勝って勢いをつけて鹿島戦に臨みたい。何しろ上記10試合での得点が5だったことが勝てなかった最大の要因だ。大迫にしてやられた鹿島戦を除けば、守備が崩壊したなどということはない。
すると、当然のように伊藤翔や齋藤学に期待がかかるが、昨年の甲府と言えば俊輔の直接フリーキック。ナビスコでもコーナーから得点をお膳立てした。徳島戦を見ても、徐々にセットプレーの精度が上がってきているのは明らかだ。そろそろ、俊輔の今季初ゴールが出るとチームも一気に盛り上がるだろう。
この5試合を、小ブログでは「激闘！試練の5番勝負」と銘打ち、序盤の山場として圧倒的に盛り上げていきます。もちろん、勝手に。ご賛同いただける方は試練の5番勝負という名前がかっこいいかはともかく、一緒に盛り上がりましょう！
さあ、まずは甲府の小瀬を攻略して、勢いをつけよう。そのためにも仕事を土曜までに全部片付けないと。ご褒美はほうとう。よし、燃えてきた！
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