【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

勝ち切る強さを養うために〜第3節・徳島戦(ニッパツ)展望

負けはもちろんのこと、引き分けも許されないと選手たちは答えている。

それはそうだろう。徳島はJ1初挑戦の開幕2試合でまだ勝ち点どころか、得点もない状況。totoの支持率も8割を超えて圧倒的にマリノス支持になっている。マリノスは水曜にACL広州恒大戦を戦ったばかりなのが気になる点ではあるが、何名かはまた先発入れ替えとなる見通し。リーグ戦2連勝でいずれも無失点、ACLでもファビオや小椋、端戸などリーグで出番のなかった選手たちが好結果を出しており、ゼロックスや韓国での敗戦を払拭したと言っていいだろう。

マリノスの順当勝ち」を予想するには十分な状況だが、だからこそ、不気味だ。

大宮、甲府横浜FC、山形、鳥栖…。マリノスは、J2から初昇格したチームとの初対戦に弱い。これまでもサービスし過ぎだ。ちなみに徳島・小林監督はこの時の山形を率いていた。

マリノスは早くも6試合目になるがこちらは過密スケジュールで疲労が蓄積する時期。一方の徳島は今回で公式戦が3試合目、マリノスの経験に照らしてもようやくエンジンがかかる頃だろう。

またクレイトンドミンゲスが初先発の見通しとなった。そのファミリーネームを聞くだけでゲンナリするが、柏のレアンドロドミンゲスの実弟で顔もよく似ている。津田が本調子だと、京都との昇格プレーオフでかましたような高速カウンターが怖いところだがどうやらサブか。

ディフェンス面では、開幕の5失点は参考外として、前節のセレッソ戦の後半には一定の手応えをつかんだと聞く。

徳島が狙うなら、前半をゼロで抑えて後半に勝負という展開だろうか。逆の立場では、早くに先制点を奪い「今日も同じく追いかける展開か」という印象を与えたい。

それにはやはり、藤本淳吾伊藤翔富澤清太郎栗原勇蔵ACLに出場しなかったフレッシュな面々に期待したいところだ。早く試合を決めて、俊輔や中澤を早めに休ませられたら一番いいのだけれど。

試合前から確実な勝利などない。ただ確率を高めることはできる。外的要因で言えば、今日のニッパツ三ツ沢は13,000人前後の入りが予想される。ほぼ満員。徳島は昨年までも何度もニッパツでの試合経験はあっても、満員の迫力というのは経験したことがないはず。驚かせ、圧倒したいところだ。

試合後、チームはそのまま火曜にアウェイ戦のあるメルボルンに向かうという話だが、スカッと勝ってグループリーグ突破へ正念場のACLに向かいたい。

「勝って当たり前」だから、難しい試合。でもすんなり勝とう。リーグ優勝を逃した昨年、足りなかった勝ち点は1だったことを誰も忘れていない。

勝ち切る強さを、今から見せて欲しい。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

ランキングに参加しています。クリックしていただけると、大変励みになります。