【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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スタメン、ベンチ争い激化中。新エースは生まれるか〜第2節・清水戦(アイスタ)展望

さて、5連戦の始まりです。

3/8 清水 アイスタ

3/12 広州恒大 日産ス

3/15 徳島 ニッパツ

3/18 メルボルン メルボルン

3/23 甲府 中銀スタ

ハードなスケジュールの間は、立ち止まって考えているヒマはなさそうです。

最も気になるのは、スタメンの考え方でしょう。すでに多く指摘されているように、昨シーズンのようなスタメン固定では疲労蓄積がさらに進むために長続きしない。中村俊輔中澤佑二ドゥトラといったメンバーがカップ戦を含めてほぼフル出場していた昨季に比べ、補強が進んだ今季は流動的な選手起用が可能なはずですし、それを試さなくてはならない。

ただ、メンバーが変わっても、チームとして同じサッカーを求めるのが樋口監督が本来目指す方向にあるようです。だから同じ選手起用に偏りやすい。

そんな監督のもとでもスタメンを予想するのは、昨年より格段に難易度があがりました。それは、前向きな要素です。

とはいえ、開幕戦で結果が出たこと、特に最前線の伊藤翔については、ライバルの怪我や怪我明けから、しばらくはファーストチョイスということになりますし、ドゥトラの調子もまだまだ途上。ゼロックスACLで精彩を欠いていた中町はお休みさせた方が…と思っていたら、大宮戦では復調し、アグレッシブなボール奪取が復活。

ですからスタメンが気になるのは、代表戦から中2日となる齋藤学を先発で使うかどうか、それくらいでしょう。代わりに兵藤は? ま、やはり代表戦の出場時間も10分強だったわけですし、大宮戦と同じメンバーになることが濃厚でしょう。

したがって、ベンチ入りも熾烈な争いが続きます。キーパー以外の6名は、兵藤、小椋、ファビオ、矢島は当確すると残りたった2名ですが、ドゥトラ、奈良輪、端戸、三門、佐藤優平らが候補。ちなみに、熊谷アンドリューと、喜田拓也J3J-22選抜チームに選ばれました。

今後この試みがどうなるか、チームにも選手にも負担があるため、様々な問題も予想されますが、栄えある第一期生に選ばれたわけです。日頃の鬱憤を晴らす活躍を期待します。

一方の清水について。まずは名古屋との戦いは強かったです。何日か前に、「マリノスは大宮、清水、徳島と開幕直後の対戦相手に恵まれた感がある」という趣旨のことを書きましたが、今年のゲームを見てもいないのに失礼しました。強いっす。

長沢とノバコ、なかなか機能していて、脅威です。さらに190センチ代がもう一人、ヤコビッチも復帰したら…。セットプレーが一気に怖くなりますね。ただし、速い相手より高い相手はマリノスも得意ですからね。対決が見ものですよ。

また村松は、俊輔のマークにまわるのでしょうか。大宮戦のように、俊輔が下がって、引き付ける役に専念した場合、空いたスペースをつくマリノスの狙いをどう封じるのでしょうか。

そのスペースを活用する男こそ、元清水の藤本淳吾であり、前線で待ち受けるのは昨年まで清水所属だった伊藤翔。矢島も含めて三人の元清水戦士はどう戦う?

昨年は、マリノスが同じく第2節で5-0と圧勝したことから、清水側は「リベンジ」と位置付けるなど、これらの因縁が戦いを盛り上げます。

昨年の先制点は俊輔がコーナーキックを直接決め、月間最優秀ゴールに選ばれましたが、今年は流れの中での得点に期待します。とくに伊藤翔。あのようなものすごいゴールでなくて構わないので、決めるべきところをきっちり決める仕事ができれば、一気に本人も波に乗るはずです。待望のエース誕生となるかもしれません。奇しくも昨年は前エースのマルキがハットトリックを記録した場所ですからね。

気温は低くて、よく晴れそう。ということは東名、混みそうですね。朝何時に家を出るべきでしょう。日曜の自分にすべての仕事を押し付けて、今日はよく眠ることにします。

昨年だけでなく、アイスタは相性のいいスタジアム。開幕連勝スタートし、ACLへの勢いをつけましょう!

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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