【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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最大のクスリは得点と勝利。みんなの力で処方しよう〜第1節・大宮戦(日産ス)展望

勝てなかった一昨年と、勝ちまくった昨年では天地ほどの差があった開幕。ゼロックスACL初戦を落としたけれど、競馬で言えば叩き3戦目、公式戦の経験を経てリーグ開幕を迎えられることをポジティブに捉えたいところ。

開幕を飾ることができれば、現竿のモヤモヤした不安や恐れが随分と払拭できるでしょう。最大の特効薬は初得点と初勝利。

その立役者となるのは誰でしょうか。もちろん全員に期待、ですが、ポイントは兵藤が出場するかどうかに注目します。マリノスという専門家でも評価の定まらないチームにあって、「攻撃の黒子的存在」と評価の定まらない兵藤。圧倒的に速いわけでも、シュートがめちゃくちゃうまいわけでもないのに、いつも兵藤がいた。

振り返れば奴がいた。

一番、マリノスの低迷期に勝利に飢えていた兵藤は、どの選手と組み合わせても良さを引き出してきました。マリノスがサイドから攻めて、中央にできるスペースを兵藤がつく。昨年もそうした美しいゴールが何度かありました。天皇杯決勝の1点目も、空いた隙間に走り込んで、結果としては齋藤学のアシストを記録。

あんな動きができる兵藤がいるからこそ、マリノスの攻撃は躍動感があり、流動的であり、結果が出てきたのではないでしょうか。ゼロックスでは途中で出てきた矢島が、ペナ内で相手DFを引き寄せたまでは良かったものの、そのまま左サイドに流れて、なぜか学の進路を、DFとともに塞ぐという不思議なシーンがありました。

互いにダイアゴナルに走れば大チャンスになったかもしれませんが、多分かなり高いレベルで呼吸が合わないと。

また途中出場ではなく、先発で使ってこそ兵藤の良さが出ます。淳吾もこれから調子を上げて、コンビネーションを高めてくれるでしょうがまずは兵藤の経験を買いたいものです。

心配された天気ですが、気温はやや低め、雨はなんとか持ちそうな予報でしたが、不安定で心配。でも日産には屋根のある席もたくさんありますし。

さあ2014年、開幕戦。ネンチケ持って、スタジアムで10番のユニフォームも受け取らないと。

その10番が言っていたのは、同じことの繰り返しでも、同じことを繰り返すだけでは同じ結果しかえられないというもの。まずは新監督を迎えて、家長も加わり、違うチームになった大宮の苦手意識を払拭したい。昨年もホームでは勝ったものの、アウェイでは苦杯。今年は最低でも1勝1分、もしくは2勝にして勝ち点の上積みを図りたい。

最初のゴールは重要です、その時間帯が早いほど、チームに勢いがつく。新しいシーズンの始まりを、ファインゴールと最高の勝利で祝いましょう。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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