川崎フロンターレが契約満了のお知らせを出したとき、風間兄弟に混ざってヤツの名を見つけた時、結構驚きました。
矢島卓郎、29歳。182cm、80kgという期待の大型FW。
http://www.frontale.co.jp/profile/2012/mem_09.htmlとフロンターレの選手紹介に書かれており、潜在能力の高さがとても評価されてきました。YouTubeではそのポテンシャルを感じさせるゴールも見ることができます。
昨年はJ1で17試合3ゴール(通算で162試合38ゴール)大久保が得点王に輝くかげにすっかり隠れ、そして押し出されてしまいました。
とにかく彼の課題は、怪我が多いこと。多すぎることです。今年は股関節の怪我と戦いながらプレーしていました。それ以外にも「矢島卓郎 けが」で検索すると、いろいろ出てきます!最初の所属だった清水のときのものまで!
腰椎や手首の骨折、肉離れ…多いですね。上記の川崎のホームページでも、様々な過去の記事でも「体調が万全なら大いに期待できる」というのがお決まりのパターンなんですね。
矢島は滋賀有数の進学校、膳所高校(ぜんしょ、じゃなくてぜぜこうこう)から一般入試で早稲田大に進みました。サッカー部では当然エースだったわけですが、ここでも…
http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2005b/073c.html
やはりここでもケガに泣かされていたわけです。なんともったいない。体質なのか、生活なのか。今からでも何かを変えることでケガに強い体になれないものか。
マリノスは昨年、極度にケガでの離脱が少ないチームでした。マリノスタウンの施設、フィジカルコーチをはじめとするスタッフ陣、もちろん中澤佑二、中村俊輔、ドゥトラなどベテランの選手たちの徹底したケアがそれを支えているのでしょう。
矢島にそうした体調管理方法の向上を期待したいと思いますし、あるいは矢島自身もそこを変えたいと強く願っているかもしれません。
能力「は」折り紙つき、からの脱却。マリノスにとっても彼のコンディションが安定し、活躍できるかは超重要です。
昨日に開幕戦、第二節の対戦が発表されました。大宮と日産スタジアムで開幕戦を戦った後、第二戦の相手は元所属の清水。藤本淳吾、伊藤翔とともに古巣との対戦になりますが、馴染みのあるアイスタのピッチに立ち活躍できるか。
それは万全の体調でキャンプを過ごせるかにかかっているでしょう。周囲との連携、適応という点で、新加入の選手には休んでいる暇などありません。背番号9に相応しく、フル回転してほしいです。
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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