【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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【決戦あと6日】今週にきちんと優勝しますが何か?〜第33節・新潟戦(日産ス)0-2

悔しくないわけがない。観客数62,632名は、J1新記録。よく入っていた。2千人単位でのバスの出迎え、今日優勝が決まります的な報道とムード。最高の舞台が整って、最高の結末を迎えるだけだったけど、そうはならなかった。

でもただ単に、優勝が一週間延びただけでしょう。これで二週続けてNHKの全国放送になるなら美味しすぎるでしょう。地上波の露出を増やしたい、観客を増やしたいというJリーグの思惑にこれほどかなった展開はないわけで。経済効果はそれだけではない。優勝祝賀会の名目で予約された新横浜の居酒屋たちだが、今週末再び、武蔵小杉周辺、あるいは横浜まで戻って仕切り直しの祝勝会を行うだろう。実際僕たちも、焼肉屋で祝勝会の予定が反省会いや、前祝いだ!と、前向きに今週に向かうことができた。1回の予定が飲み会が2回に増えてお店も喜ぶ。マリノスは転んでもタダでは優勝しないのである。

僕らがまず気持ちを切り替えるべきでしょう。敗戦にマルキが涙するほど、チームはこの試合にかけていたわけだし、次の試合まで時間はあるのだし、選手はもう一度、気持ちを再燃させてくれたらいい。正直、僕は気持ちを切り替えて、夕方の大分と川崎の試合で、大久保がイエローをもらってマリノス戦に出場停止なることを願った。が、祈り届かず。どうせもう一度等々力のチケットは売り切れ、ヤフオクでしか買えないわけで(盛り上げるなら川崎のホーム扱いでいいから、日産に会場を移してもう一度6万人集めたらいいのに、と思うけれど)、もうあんまりわんわん騒ぐ必要もない。かと言って、急に落ち着くのもおかしな話だ。だから先週同様に浮かれていこう、と心に決めている。

なぜ負けてしまったのか。新潟の強さは予想以上だったとしか言いようがない。あんなにタフで勤勉で役割がはっきりしているチームは苦手。というかどんなチームだって手を焼くでしょうよ。川又の豪快なボレーは、コーナーキックをクリアしようとした栗原勇蔵のヘディングが彼の足元に渡ったことが直接要因だが、中澤佑二もインタビューで答えたように個々の選手のミスを責めても仕方が無い。

我が軍にも幾つか、少ないながらも惜しいチャンスがあった。そこを決めきれなかった。交代についても結果論ではどうとでも言える。ファビオは攻撃時の競り合いにはあまり勝てていないのだけれど、個人的には佐藤優平端戸仁がかき回すほうが効果的かと思えたし、その姿のほうが約3万人の初心者の方々を沸かせることができたかと思うがそれも詮無きこと。今更、戦い方は急に進化も退化もしないはず。樋口マリノスらしく、じっくりと積み上げてきたものの確認を行ってほしい。

その点、マリノスの攻撃の代名詞、ペナ角からの崩しがチグハグだったのが一番気になる。兵藤や学、マルキらが絡んで、スペースを作って、隙を作る。これが決まると、俊輔のフリーキックと並んでマリノスの中でも最も美しい部類のゴールが生まれるのだから。

僕たちはまだ何も手にしていない。だけれど何も失ってもいない。等々力には行かない数万人の思いも背負って、必ずや今度こそ優勝を決めたい。

〈優勝の行方〉

マリノス勝利なら無条件で優勝。

マリノス引分なら鹿島×広島で、

広島勝利 → 広島優勝

鹿島勝利、引分 →マリノス優勝

マリノス敗戦なら鹿島×広島で

広島勝利 → 広島優勝

引分 →マリノス優勝

鹿島勝利 → 得失点差9を逆転したときのみ、鹿島優勝

等々力での決戦は簡単ではないけれども、勝利あるのみ。優勝までのドキドキがまだ続くなんて、楽しすぎるね。マリノスファンはやめられないぜ!

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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