ラス前から大きく変わった最終の順位表。一寸先は闇でもあり、希望の光でもある。
アディショナルタイムの同点ゴールで、進出チームが変わった。
順位 勝点 得失差
①G大阪 87 +53
②神 戸 83 +34
③京 都 70 +22
④徳 島 67 +5
⑤千 葉 66 +19
⑥長 崎 66 +8
⑦松 本 66 ±0
⑧札 幌 64 +11
前節までに3位の京都がプレーオフ進出決定し、残り3枠を5チームが争うという図式だった。
徳島は、長崎との直接対決を1-0で制して、自力で6位以内の進出を決める。一方の長崎は勝ち点で並ばれたが辛うじて得失点差で進出決定。J昇格一年目でここまで結果出したことは素晴らしいと思う。高木監督の晴れやかな顔は。このあとプレーオフでの奮戦を予感させた。
試合前に5位だった千葉は、0−2と鳥取にリードを許し、このままだとプレーオフ圏外に転落するという状況。アディショナルタイムに兵動の抑えたすばらしいボレーが京都のネットを揺らしたのだった。短時間で0−2をなんとか2−2に持ち込み、辛くも5位でプレーオフに滑り込み。
涙を飲んだのは松本と札幌。松本は熱狂的なサポーターの前でまたも1ー0で勝ち切って見せた。千葉の同点劇がなければ、徳島が長崎に勝ち越さなければ、松本がプレーオフに進んでいた。反町監督は来年の続投が決定、新潟や湘南時代にも若いチームを育て上げることには定評があり、急速にチーム力をつけているのは間違いない。長崎の快進撃の前では目立たないが大健闘だろう。
そして大きなお世話かもしれないが、3位京都は栃木に敗戦。去年、プレーオフで本命視されながら大分に敗退したのが京都だった。2年連続でプレーオフに進出した事実は素晴らしいが、去年の悔しさをどのように生かすのかが注目される。というか、中位相手に躓いていて大丈夫なのか。
とにもかくにも、プレーオフのスケジュールは以下の通りだ。
12月1日に準決勝として
京都×長崎(西京極)、徳島×千葉(ポカリ)
12月8日にはその勝者同士で決勝が国立で行われる。
来年フクアリのアウェイに行きたいからという理由だけで、個人的には千葉をおしたい。昨年は京都と千葉ともに大分に屈した悔しさがあるはずだ。
去年のリーグ戦を振り返っても、大分よりはこの2チームの方が、総合力は上だったろう。結果から言うと残念ながら大分には1年をJ1で戦い切る力は備わったいなかったと言わざるを得ない。だが天皇杯では大分は新潟と柏を破って、堂々の8強進出だ。ナビスコを制覇した経験もある。
つまり一発勝負に強い。それがこの昇格プレーオフトーナメントでの、勝因でもある。大事なのは勢いだ。逆に受けに回ってやられたのが、去年の京都だ。
たった1枠。ばかになって、火事場のクソ力を最も出せたチームが勝ち残ると思う。激闘に期待。
リーグ戦は終わったがまだまだ熱い戦いが続くJ2。対して、J1はいよいよあと2節となった。
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