自作の順位表、テキストで改行が難しいとはいえ、あまりにも読みづらいのでもう貼らないでおこうと思った。でも、これが2015年からはスタンダードになる可能性がある。
つまり、後期の順位と総合順位が一つになっていないと、なんだかよく分からなくなるのだ。
今年に当てはめるとこうなる。
後期順位表・第31節終了時
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┃後期順│勝点│差 ┃総順│勝点│差 ┃
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┃①鹿島│27│ 7┃ 4│56│10┃
┃②浦和│27│ 7┃ 2│58│18┃
┃③新潟│26│ 6┃ 8│46│ 1┃
┃④横M│25│ 7┃ 1│59│20┃
┃⑤鳥栖│25│ 1┃14│39│ -14┃
┃⑥仙台│23│ 9┃ 9│45│ 7┃
┃⑦C大│23│ 8┃ 5│53│18┃
┃⑧川崎│23│ 4┃ 6│51│10┃
┃⑨F東│22│ 4┃ 7│48│14┃
┃⑩名古│22│ 3┃11│43│ 0┃
┃⑪清水│22│ー3┃10│44│ -10┃
┃⑫広島│25│ 7┃ 2│59│20┃
┃⑬甲府│20│ 2┃15│34│ -11┃
┃⑭柏 │17│ 0┃12│41│ー6┃
┃⑮湘南│12│ー9┃16│25│ -25┃
┃⑯磐田│ 7│ー9┃17│20│ -14┃
┃⑰大分│ 5│ -19┃18│13│ -33┃
┃⑱大宮│ 3│ -21┃13│39│ー6┃
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鹿島が首位浮上、浦和はロスタイムの同点劇のために勝ち点3を取り逃して2位に順位を落とした。後期好調の新潟が総合首位のマリノスを3位に浮上して、逆転ステージ優勝に向けてピタリ追走。8位の川崎までにまだ優勝の可能性あり、と言うのが仮想の後期の動向まとめだろうか。
「あっ、分かりづらいでしょうが年間順位ではマリノスが1位のままだけど、4位の鹿島まで勝ち点差が3差でこちらも大混戦。」
「降格争いは磐田が決定で、湘南も次節にも決まってしまう。」
ここまでの情報を(後期のことと年間のこと)を読み解くことのできる人がどれだけいるだろうか。
ここまで先に書いたが、先に発表されていた2015年からの2ステージ制&プレーオフ導入について、修正案が昨日に明らかになった。
年間勝ち点1位チームと、プレーオフを勝ち抜いたチームによるチャンピオンシップというのは変わりがない。ただプレーオフの仕組みが変わった。従来の案は、前・後期の上位2位までがプレーオフに進出し、勝ち抜きチームを決めようとしていた。ただ重複のチームが出た場合には、3位などが繰り上がるとしていたことで、いわゆる「負け得」が起こり得るとして、制度上での欠陥が指摘されていたものだ。
新案では次の2点が変わった。
1、プレーオフに進出するチームは前後期の1位チームと、年間勝ち点が2位、3位のチームとなる。
2、重複があっても繰り上がりはなし
となる。今年の前節でリーグが終了したと仮定すると、チャンピオンシップとプレーオフ進出チームはこうなる。
以前案:
年間1位 横浜FM
前期1位 広島 前期2位 大宮
後期1位 鹿島 後期2位 浦和
広島対浦和、鹿島対大宮が行われる。
新案:
年間1位 横浜FM
前期1位 広島
後期1位 鹿島
年間2位 浦和 年間3位 広島
広島が重複するが繰り上がりなし。広島と鹿島にシード権あるが、広島の方が年間勝ち点が上なので、初戦は 鹿島対浦和になる。
重複が多い場合でも必ず2チームによるプレーオフは行われる計算になる。
年間3位までに入れば、最後まで年間チャンピオンの可能性が残るという意味では、楽しみは多くのクラブのファンにもたらされるかもしれない。
だが、今の残り3試合になった状態で想定してみると、あまりにも複雑ではないだろうか。
まず今の段階で、チャンピオンシップまたはプレーオフに出場が決まっているのは前期1位の広島のみ。
後期1位になる可能性は、広めに言えば10位の名古屋あたりまである。また総合3位に入る、つまりACL争いという点では、総合6位の川崎まで可能性あり、と言ったところか。
前節、仙台の土壇場同点ゴールで浦和と引き分けたことにマリノスサポーターとファンはめちゃくちゃ喜んだ。優勝のライバルに抜かれそうだったところが抜かれなかったのだから当たり前だ。
けれども例えば、33節で横浜FM対新潟というカードがあるが、例えばセレッソのファンはどのチームを応援すべきなのか。総合ランクと後期1位の可能性があるマリノスと、後期2位につける新潟と、どちらが勝つのがセレッソにとって得なのか。
策士、策に溺れていないか。これで、素直に盛り上がれるだろうか。ならば、従来のチャンピオンシップ方式の方がまだずっと分かりやすくて、マシではないか。
2004年までの方式は、「戻った感じがイヤ」だとリーグの幹部が言ってるそうだが、誰かものすごい見やすい順位表を発明してください。それから、ラスト3節にはその日の試合によって、どこのチームが何位になる可能性があるかを可視化できるツールを作ってください。
で、結論。今のままでは、2013年ほどには優勝争いで盛り上がれる気がしないので、未来の分まで今年にガツンと満喫しよう!
まずは今年、しっかり1位になって、誰もが納得する形の優勝を決めてもらいましょう!
再来年のことは知らないが、今年、シャーレを掲げるのは、中村俊輔です!以上!
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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