【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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頂上対決、天王山は至高の対決となるか?いよいよ明日、対広島の大一番

出さぬなら 呼ぶんじゃねえよ ザッケローニ (詠み人知らず)

そんなマリノス関係者のぼやきが聞こえる欧州遠征だった。学は何か得るものはあっただろうか。僕は2試合とも飛ばし見での観戦だったが、劣勢を打開する力がなくて見ていて辛かった。打開するためのオプションが齋藤学、だと思うのだが、出さぬなら〜以下同文である。

昨日の練習より学が復帰し、全体練習には全て参加したそう。初めから行くのか、途中からか。学が不在の間に出場した佐藤優平端戸仁がよいパフォーマンスを見せたとは言え、周囲との連携や、周囲からの信頼感、さらにボールを受けたらいつでも俺は仕掛けるぞ、という存在感を考えると、やはり学の方が脅威となるだろう。実戦感覚が落ちてないことを願うしかない。代表から手ぶらで帰ってきたわけではないことを証明してほしい。

また左サイドバックドゥトラが出場停止で不在。その大きさは俊輔の天皇杯の試合後のコメントからも分かる。ドゥーさんは後ろのゲームメーカーだ。またサイドバックボランチの連携がとても重要だから、代わりに出る選手にはそこをしっかり伝えたい。とのこと。

ここ最近の試合では、ドゥトラのビルドアップが目立っていた。自分でドリブルで持ち込んで相手の中盤に穴を開けてくれるし、天皇杯、栃木戦の先制点はドゥトラのロングパスから生まれた。正確性も増してきているように思える。シーズン終盤に調子を上げる40歳というのはまさに化物の称号が相応しい。代わりに出るのは奈良輪雄太。当然、攻撃参加よりも守備での安定感を求められるだろう。広島の右サイドは強力だが学と、ボランチとのコンビネーションで封じてほしい。

右サイドに目を転じると、行けるところまで行くという考えでやはり兵藤が強行出場か。5バック気味のスペースのない環境下で兵藤がかき回せるのかどうかは大きい。なんとか、なんとか少しでも回復をしてプレー時間も長くできるといいのだが。

新潟の柳下監督に「つまらないサッカー」と言われてしまった今季の広島は、つまらなかろうが勝ち点を積む作戦として、かなり引いてマリノスにボールを持たせてくるだろう。で、カウンター狙い。佐藤寿人の信じられないようなシュートが飛び出すのは怖いけれど、中澤、栗原の安定感は増しているし、何と言っても富澤が復帰するためにボールのでどころである青山を抑えてくれるだろう。今のマリノスなら失点のイメージは少ない。

だが、マリノスナビスコ杯、天皇杯と複数得点したもののリーグ戦では2試合連続で無得点。そこに堅守の相手では大爆発は期待できない。

したがって、膠着した我慢比べが続く気がする。先に我慢できなくなってバランスを崩した方が負けかも。ブレずに続けるのはマリノスの得意技だし、一週間あくよりも中2日のほうがうちはいいと俊輔は言ったし。広島、そして同タイプの浦和とは今季3戦3勝だし。

最後はやはりマルキーニョスか。中澤、栗原の高さか。またはパワープレーで追加で送り出されるファビオか。

いよいよ明日、オープンな展開だと見てる方も楽しいのだろうけど、仙台戦のようなシブーイ試合になるのかな。でも勝てばいい! 同時刻には鹿島対浦和の3位対4位のサバイバル対決。まったく目が離せないですね。

まだスタジアム行こうかどうしようか、迷ってるあなたは絶対に行くべきですよ。歓喜の瞬間を一緒に迎えましょう!

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