今季のマリノスの試合で個人的に最も悔しかったのが、4月27日、第8節、甲府とのホームゲームだ。
前半4分に中村俊輔のフリーキックが直接決まって先制したのだが、その後は決定的なチャンスがあまり作れなかった。2点目を取れそうになってきても今度は決定力の問題で決まらない。70分過ぎから攻め疲れを起こして、運動量が落ちると、甲府がペースをつかんだ。
それでも中町が間一髪アタマでクリアしたり、防いでいたのだが、水野のロングスローがきっかけで混戦の中から青山に押し込まれてしまう。95分、ラストワンプレーでの同点劇だった。
手に届いたはずの勝ち点3がスルリと逃げたこの試合、終わった瞬間は力が抜けた。悔しさは後からこみ上げてくる。
またも甲府はやや引き気味に、カウンター狙いで来るのだろうか。ホームではやり方を変えてくるのか。
マリノスはその人数をかけたディフェンスを崩さなくてはならない。一時の爆発力が影を潜めているマルキの復調がなるのかは当然大きいだろう。前節は大事をとって欠場したが、どうやら今節は出場できそうだ。マリノスの今の得点力も踏まえると、なんだかまたロースコアな試合になりそうな気がする。1点もぎとって、それを守る展開になったとしたら、春よりも高い集中力で守り抜いてほしい。仙台戦は春と秋で、同じような展開の試合になったけれど、どちらも勝ち点1は妥当だった。甲府との一戦目とは勝ち点1の意味が違う。
今度こそ「勝ち点2を失わない」戦いをしてほしい。マルキの復調も大切だし、出場停止の富澤の代わりは順当に小椋なのかどうか。ファビオが練習でボランチに入っているという情報もある。先発から使うことはないと思うが…。
過去のリーグ戦では4勝1敗2分。ナビスコを含めると7勝1敗2分となる。どちらかと言えば得意なタイプの対戦相手だろう。自分たちのサッカーをハイパフォーマンスでできるかが、カギとなる気がする。
変わるとすると相手ではなくマリノス。アグレッシブに複数得点を取りに行く、実際に取ることが勝利への近道だ！
さて、仕事がピークで午前様が続いているけど、甲府遠征を励みにがんばってます。さあ、あと二日だ！
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