早速だが、http://www.youtube.com/watch?v=DhovFM1VFYw。今と同じかそれ以上に、ゴールへの嗅覚が凄まじい。なんで一人だけ、そんな勢い良く飛び出せる。跳ね返るって知っていたのか？？
そして先週の鳥栖戦で、勝利を決めたあのバイシクルシュートも、同じこともう一回やれと言われても本人でも無理なレベル。ほんと、ウイイレをはじめとするテレビゲームでしかお目にかかれないような、もう少しリアリティを重視したゲームならそんな技つけないだろうレベルのシュートだった。あれが繰り出されただけでも驚くのに、なんと入るとは！ えっ、本当に入るの？ってなった人が周りにも多かった。（http://www.youtube.com/watch?v=pg0nl87VnLg）鮮明な動画が検索できず。
ここ最近のマルキのシュートは入るし、中町のミドルはどうやっても入らない。どちらも形容詞に「面白い程」とつけてもいいかもしれない。
ゴールはきっと奪うでも、与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの。という昔聞いた流行歌の歌詞を思い出すほど、こうもたやすくゴールを決める彼の姿は異常だと思う。
今週末、17日のFC東京戦でマルキがゴールを決めると、７試合連続ゴールになり、5年前の自己記録に並ぶとともに、歴代2位タイの記録達成となる。たぶん、マルキが決めても決めなくても、チームが勝つことの方がはるかに大事と、当の本人もチームメイトも、誰もが考えているはずだ。
ただ、マルキが決めれば勝利が近づくのもまた真理だ。マリノスはここまでのリーグ戦＋ナビスコ28試合で無得点はわずか3試合（０−１大宮、０−1新潟、０−０仙台）。マルキは出場停止の2試合を除いて残り26試合に先発出場し、うち15試合で19得点を決めている。（ちなみにこの15試合の勝敗は14勝1敗とまったくとんでもない。この人の調子があがらなかった去年と、フル回転の今年ではそりゃ成績があがるに決まっている） マリノスの全51得点、3分の1にあたる19得点をマルキがマークしていることを考えると、やはりマルキが決めるのか、決めないのかは実は試合の勝敗に大きな影響を与えることが分かる。
一方のFC東京はここ5試合で3完封と、だいぶ守備の調子があがってきているように思える。相手が新潟、清水、大分と比較的下位のチームが多いけれども。マリノスも湘南や鳥栖にも、もはや仕様ではないかと思える程必ず失点しているわけだから、下位チームであっても完封している方がえらいに決まっている。
過去に７試合連続ゴールを決めている猛者達の顔ぶれを見ると・・・
98年・森島寛晃（Ｃ大阪）、2002年・エメルソン（浦和）、高原直泰（磐田）、エジムンド（東京Ｖ）、2008年・マルキーニョス（鹿島）
2002年に確変的に、多発しているけれど、20年の歴史を考えるとわずか数例。
今週末、新たな歴史が生まれるかもしれないですぞ。
そしてご存知の通り、8試合連続となると、サリナスが記録した今も輝くJリーグ記録。正直、僕はウイニングイレブンで操った記憶しかないのだけれども、FCバルセロナにも所属、W杯やEUROにも度々出場したバスク人の名手。ブラジル人・マルキーニョスとしてはスペイン人がいつまでも記録を持っているのはおもしろくないでしょう。
ちなみにスペインのリーガ・エスパニョーラでは今年の4月に、あのメッシがケガで欠場するまで、21試合連続でゴールを決めたという途方もない記録が残っている。こちら、マナブッシの復帰も間近。楽しみになってきた。
今の調子なら、一気に記録更新まで行けるかも。鹿島戦でサリナスに並んで、新記録は浦和戦！Oh! マルキーニョス！ えーと、21試合連続なら、来年の開幕戦になるのかな・・？ どこまでも、付き合うぜ！ ララララララ、マルキーニョス！
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
↑ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
