先週土曜の、サガン鳥栖戦。昼過ぎから妻が並び、息子と僕は横浜駅のデパートでおもちゃ売り場や本屋で油を売ってから、夕方に合流という運びになった。ポルタに行けば、http://www.yokohamaporta.jp/news/newsDetailPc.php?newsId=347と聞いたものだから、とりあえず直行。http://http://www.yokohamaporta.jp/は、都内在住の我が家にとってなかなか行く機会がない場所。おいしいレストランがいっぱいあって雰囲気も好きなんだけど。
行ってみたらでっかいポスターがそこかしこに飾ってある。http://www.yokohamaporta.jp/news/newsDetailPc.php?newsId=347ね。よく見たんだけど、マリノスとどう関連づけてあるのかよくわからないわけ。なんか各選手の写真から、その選手が推薦したメニューかのようにやじるしが伸びていて、そのメニューを注文した人の中から、抽選で豪華賞品があたる、ところまでは分かった。で、試合球かな？、使用済みスパイクかな？、まさか一緒にポルタのレストランで食事行けたりするのかしら？！ とミーハー根性だるましで、ポスターを期待のまなざしで見つめてやったさ。でも賞品はポルタの商品券が１万円だったり、５千円だったり。
あれ？ もう一回隅から隅までポスター見た。周りの通行人が訝る程にポスター熟読してやった。でもマリノスグッズとか、ないの。俊さんがおすすめの担々麺ですよー、食べると商品券当たるから、またポルタ来てねー、以上。みたいな。マリノス関係ないじゃん。しかもまだ担々麺とか、榎本哲也のとんかつ和幸はいいとして。兵藤なんてパフェだし、マルキにいたってはケンタだし。37歳のアスリート、ケンタッキー食わないでしょ。もうね、カーネルサンダースを二俣川に投げてやろうかと思った。
でまあ、こちとら、今日はサッカー見に来たわけだし、息子と二人で担々麺もどうかと思ったので、少々ポルタに「この便乗商法がっ！マリノスにあんまり得ないやんけ」と腹の中で毒づきながら、そごうに急ごうとしたわけです。そりゃあオヤジギャグの一つも出るわと。
そしたら、床にあるじゃない。マリノスっぽい感じが。特大の芝をバックに、選手がかけあがる写真のシートが通路中央に貼られている。床が白いものだから、このまぶしい緑ベースのシートの中央に青いユニフォームをまとった選手達が躍動している感じが、いい。1シートにつき選手は２名ずつ。俊輔、勇蔵、佑二、マルキ、榎本、中町、学、富澤、小林祐三、ドゥトラ、兵藤・・・他にもいたかもしれない。なんかポルタを歩くのが俄然楽しくなって、つぎの写真は誰のかな？とかワクワクしながら歩いていると、気づかないうちにポルタを何周もさせられていて、さすがに息子から文句が出る。おっと、すまんすまん。
しかし、この道が通勤や通学の道になっている人は幸せだろうなあと、どうやら８月いっぱいの期間限定らしい。しかも各ポスターの下には、「PORTA LOVES MARINOS」などと特製のロゴが入っている。んー、分かる。さっきまで便乗商法呼ばわりだったわけですが、このファンをくすぐる演出ができるのは愛がある証拠。WE LOVE PORTAですたい。今度は御飯食べにくるからねっ！
要するに、
こんな感じ。
うちの俊介と、俊輔の２ショットとかもう撮り放題。けっこう大きくてビビりますから。
ただ、誰もが気になるのが、普通の通行人は、この神聖なシートを平気で踏んでいくということ。もうね、途中で耐えられなくなって、このシートを踏まないで！って大きな声で言ってやろうかと思った。けど、それって、僕自身だけじゃなくてマリノスもキモがられるだけだと咄嗟に気づいて、禿げとか、デブが平然とマリノスシートを踏んでいく耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んでいた。サッカーに無関心な一般人なら許せるけども、もしこいつが浦和や川崎やもっと許しがたいチームのサポで故意に踏んでいるとしたら・・・などと想像したら、もう胸が痛くて痛くて。食べてもいない担々麺のせいで胸焼けしたかと思った。
とりあえず息子が何気なく踏みそうになるときだけは、叱った。小さな人間でごめんなさい。
今度こそそごうに行って、38度の猛暑が少しでも和らぐのを待って、三ツ沢行きのバスに乗るため、そごうのある東口から横浜駅構内を横断して西口に向かおうとした。
が、ポルタの仕掛けはこれだけではない。待ち合わせ広場的なスペースの片隅にひっそりと、こんなボードが・・・。
//clear
ハイ、来た！ 開幕戦の先発イレブンと、写真が撮れます権！
我が家の場合、なぜか息子が、穴から顔を出すことを断固拒否したため、イレブンと侵入した子供みたいになっているが、ご覧になった皆さんはぜひ記念写真にチャレンジしてほしい。
ちなみに、わざわざ顔をくり貫かれた悲しい選手が誰かを検証したところ、１１人全員がいることが判明。なるほど１２人目を合成したんだな。Photoshop、恐るべしである。
我が家のようなすでにファンな人が喜んでも効果はうすく、要するに通りがかりの横浜市民がどれだけ興味を持ってくれるかだ。横浜駅は横浜市民に知らしめる意味では最強の場所なのだから、今月日産での試合が平日の浦和戦だけなことには言いたいことはまた別にあるけれども、このポルタを利用しない手はないと思う。ちなみにうちの息子とイレブンの写真を何枚も何枚も撮ってたら、明らかにマリノスとは縁の遠そうな家族連れとカップル計２組の誘引に成功した。ちょっとでも楽しいと思ったら、次はチケットを買ってくださいね！
ま、我が家は明日から始まる、マリノスタウンでのファンサービス3連発に申し込んだけど、かすりもしなかった。その深い悲しみが癒えるわけではないけれど、ポルタに行けば俊輔に会える！ 担々麺も食える。俊輔おすすめの？本当におすすめなのか、誰しもが疑問だが、ポルタがマリノスを応援してくれるなら、僕たちもポルタを応援しようと、すっごく思った。
で、次の機会では、なんとか生俊輔に会えますように。
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
↑ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
