【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

第19節終了時、順位表の歴史に学び優勝の可能性を探る。が、データに溺れた感が否めず。

今日は過去のリーグ戦データからポジティブなものを探してみた。J1は19節を終えたので残り15試合ときりがいい。いや、本当は前半戦を終えた折り返しで検証した方がよかったことくらい僕だってわかってる。だけど思いついたのが今日だったから仕方ない。

早速だが、ここで最新の順位表を確認し、優勝争いの行方を見てみる。

<2013年 第19節終了時>

1広島 39 12 3 4 18

2横浜FM 38 11 5 3 14

3浦和 37 11 4 4 14

4大宮 36 11 3 5 12

5鹿島 32 9 5 5 2

6FC東京30 9 3 7 12

7C大阪 30 8 6 5 8

8川崎 28 8 4 7 4

9仙台 28 7 7 5 0

10柏 28 8 4 7 -5

では、過去のリーグ戦で残り15試合というきりのいい段階(しつこい)の順位表はどうだったのか。必死に調べた。

<2012年>

1広島 37 11 4 4 +19

2仙台 37 10 7 2 +19

3浦和 34 9 7 3 +8

4柏 33 10 3 6 +11

5磐田 30 9 3 7 +10

6横浜FM 30 7 9 3 +7

最終順位は1、2、3、6、11。マリノスは4位に食い込んだ。

<2011年>

1横浜FM 40 12 4 3 +15

2柏 38 12 2 5 +12

3名古屋 36 10 6 2 +14

4G大阪 36 11 3 4 +9

5川崎F 30 9 3 7 +6

最終順位は5、1、3、2、11。首位だったマリノスだが失速し、ACLも逃す。なお名古屋、G大阪は一試合少ない時点。

<2010年>

1名古屋 38 12 2 5 +7

2鹿島 36 10 6 3 +14

3清水 36 10 6 3 +12

4川崎 35 10 5 4 +9

5C大阪 33 9 6 4 +14

8横浜FM 28 8 4 7 +2

最終順位は1、4、6、5、3。マリノスは8位。

<2009年>

1鹿島 44 13 5 1 +17

2浦和 34 10 4 5 +3

3新潟 34 9 7 3 +13

4川崎 33 9 6 4 +10

5 FC東京 32 10 2 7 +5

14横浜FM 22 5 7 7 +1

最終順位は1、6、9、2、5。マリノスは10位。

<2008年>

1鹿島 34 10 4 4 +18

2名古屋 33 10 3 6 +7

3浦和 32 10 2 6 +11

4G大阪 32 9 5 5 +4

5大分 31 9 4 6 +6

16横浜FM 19 5 4 10 -2

最終順位は上から1、3、7、8、4。マリノスは9位。

<2007年>

1G大阪 44 13 5 1 +26

2浦和 40 11 7 1 +17

3新潟 32 9 5 5 +2

4川崎 31 8 7 4 +11

5鹿島 30 8 6 4 +8

6横浜FM 29 8 5 6 +16

最終順位は上から3、2、6、5、1。マリノスは7位。

鹿島三連覇がスタートした年。鹿島が序盤の出遅れから大逆転のイメージがあるが、それでも5位につけていた。ここまでさかのぼってようやく4位以下からの優勝が見つけられた。

鹿島がぶっちぎりだった09年と、浦和、G大阪のマッチレースと見られた07年を除き、1〜4位までの差は4以内と、混戦になってる年が多いのが近年のJ1の特徴と言える。予想する方としてはやりづらい。

だが19節終了時に、5位以内にいた過去6年の全30チーム中、20チームがそのまま5位以内でフィニッシュしており、大幅な入れ替えは起こらないことが分かる。

確率論では、今年の上位5チームである、広島、横浜FM、浦和、大宮、鹿島のうち3チームはそのまま5位以内に入るということになる。この中で大宮は急ブレーキとなっており、今のところ脱落する可能性が一番大きそうだ。マリノスが5位以内を守る可能性はそれだけ高い。

では優勝するクラブはどこか?これだけ混戦なのにもかかわらず、優勝するのはこの時点で首位のクラブというケースが圧倒的に多い。ここ5年で現在首位クラブが優勝を逃したのはなんと2年前のマリノスだけ。トホホである。

混戦、混戦とかいうけど、結局は強いチームが上にいるわけだ。さすがに去年の広島と仙台は同勝ち点、同得失点差なので、ちょっとした誤差とも言えるけど、おやおや広島で今年は決まりかい、というデータを見つけてしもた。

が、このデータの例外を作ったマリノスなら、2位からの逆転などたやすいようにも思える。おぅ、むちゃむちゃポジティブ!

しかもマリノスが今後有利と思えるのは、一度目の対戦で上位陣に軒並み勝っていること。6位FC東京までの5試合は4勝1分。逆に広島は上位との対戦には敗戦が多い。だから強きをくじき、弱きを助けてる場合かと。大分、甲府と引分けてる場合かと。

ここまで積み上げてきた勝ち点38は「優勝を目指す」と堂々と公言できるペースだということも分かる。過去の優勝したクラブのペースとなんら遜色ない。

思いのほか、首位クラブに有利なデータが出てしまい、どんどん尻切れとんぼになっているが、最後に苦し紛れに新たなデータを。

2012年、23。広島27。

2011年、16。柏34。

2010年、23。名古屋34。

2009年、24。鹿島22。

2008年、29。鹿島29。

2007年、21。鹿島42。

これは、この後の残り15試合で、マリノスと、優勝クラブが獲得した勝ち点だ。首位だったのに失速した11年は最少の16。逆に最多は降格圏にいた08年の29だ。

今年は15試合で最低32が欲しい。勝ち点は70となり、高い確率で優勝できる。もう一試合あたり勝ち点2のペースでは物足りないということ。この32という数字、年間70を頭の片隅において戦おう。

戦いはここからだ。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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