にわかの私が今から生意気を言います。どうか、筋金入りのコアサポの方も腹を立てないでください。
アウェーの応援って、ホームよりも楽しいです！！（たった2試合しか行ってないけど。小声）
去年の天皇杯の準々決勝、熊谷市陸上競技場で浦和と対戦したのも実質アウェーという事で加えていいでしょうか？ そうすれば通算3試合。ま、アウェーバージンや初心者よりは、マシですかね。
あっ、あまりにも恥ずかしく、あまりにもにわかな話題なので、つい文章が敬語体になってるけれども、アウェーに行くって贅沢ですよね。金も時間も、日産行くより全然かかるし、飛んで火にいる夏の虫的な感じもある。たった3試合だけど（あっ天皇杯もカウントしちゃった）、勝ったときの恍惚感がホームのときよりも大きく感じます。これまたにわかっぽいことを言いますが、「世界の果てまで、俺達はともに」というアウェー限定のチャントが大好きです。これを歌うときに、あぁ遠くまで来てよかったなって、まず試合前に満足感を得られるわけです。
旅の恥はかき捨てという言葉にあるように、アウェースタジアムなら大きな声を出しても恥ずかしくない。なんとなくホームだと応援の声も小さいヘタレな僕が、アウェーではいっぱしのサポーター面をしてしまいます。本当に生意気でごめんなさい。
アウェーに行って声を出せる理由は他にもあります。ホームに比べるとぐっとマリノスサポーターが少ないために、自分ひとりにかかる責任が重いのではないかという勝手な錯覚がひとつ。それからアウェーは周りのサポーターが熱心な人ばかりなので、大声でないと気まずい感じがします。おう、なんと小心者。
そう、やはり日産スタジアムはどこか牧歌的。一年に一度か二度しかマリノスの応援に来ないひともいます。それから年配の方もいますし、どんなコールでも手拍子だけで対応する方もいます。アウェーはもっと濃密、時間と金を投じた贅沢者の、しかもマリノス好き度が高い人たちの集まりだなと。
まあ距離的にはほとんどアウェーではないけれど、3日土曜のBMWスタジアムにも初参戦致します。それにあたって、にわかなりに悩んでいる事があります。この勢いで、カミングアウトします。それは今から「ちゃんとしたユニフォームを着込んで、堂々と応援したい」という欲求をもはや押さえきれないということです。
うちは家族3人、25を背負って観戦しているのですが、実はコレ、正確に言うと3人ともプレーヤーズTシャツです。子供はまだサイズがないので仕方ないににしても、大人二人はアウェーに行ってみてこのTシャツがいかに中途半端かを思い知らされ、ちょっと恥ずかしいくらいに感じました。あらヤダ、あの家族小さな子供まで連れて乗り込んでくるなんて見上げた根性だと思ったら、三栄建築って入ってないわ。Tシャツよ、Ｔシャツ。けちねえ。よくまあ、そんな格好でアウェーまで来れるわね。嫌ねえ、マリノスの面汚しだわ。(←誰も言ってない。自意識過剰の極み) サッカー観戦にもTPOやドレスコードがあると確信した。日産ならユニ来てない人も、Tシャツの人もたくさんいる。特にバックスタンドなら、そんなこと気にする必要は全くなくて、親子三人25番が並ぶ姿を、年配の方に微笑ましくみられたりもします。
よそのファンからすると、三栄建築設計という漢字が背番号の上に乗っていることがかっこいいのかどうかは疑問かも。でも、多くの人が上に三栄建築、下に選手名と公式感がある中でプレーヤーズTシャツは、もろ選手名。要するに、1万円のレプリカには、3千円のTシャツの3倍の価値があるのか、ということに行き着いたわけです。で、価値も何も、より正式感を求めるようになってしまった、血液にどんどん青と白が混ざっていくのを感じる瞬間です。
じゃあ、今からでも買えばいいって？ ただ根がケチなのと、今のTシャツをもうタンスにしまうのが勿体無い気持ちもあります。元をとってない感。
では、アウェーに相応しく、かつTシャツの存在感をおとしめないチョイスは？ 一つは、アウェーのシマシマユニを買うこと。もう一つはヤフオクなどで、やや古いモデルを買うこと。ただ今の段階で、毎年買い換える許可が奥様から得られる保証もなく、一張羅を選ぶ気持ちは生半可なものではいけません。
今からベルマーレ戦に間に合わせるのは難しくても、なんとなくいずれにしても買いの方向です。安易にTシャツさえ買わなければもっと話は早かったのですが、ちなみに奥さんは2年前のモデルのTシャツを着ているので、よりユニへの気持ちは切実です。ということは2着か。17日の味スタまでには結論を出したいと思います。
ところで、今回の湘南は、前節に好調の川崎を逆転でくだすという失礼ながら予想外の勝利。若いチームだけに乗せたくないところ。開幕戦で冷や汗をかかされたキリノが気になります。なんだか日産での試合前に流れる民衆の歌のPVで毎試合見てる気がするけど。
それからアレックスサンターナなる怪しさいっぱいの名前のブラジル人GKが新加入。いきなり大久保のPKを阻止？するというデビューを飾りましたが、その秘密はキック直前の呪いの踊りだったとか。YouTubeで予め見ておくと、多少は土曜のための免疫ができるかもしれないので、事前チェックをお勧めします。久しぶりにサッカーの試合映像を見て、吹きました。
それでは、現地で。またしてもTシャツ参戦の少し形見の狭そうな親子を見かけても、そっとしておいてください。茅ヶ崎花火大会とやらが気になるけど車で向かいます。勝利に酔った勢いで、ユニフォーム買ってしまいたいなぁ。
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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