柏レイソルに最後に勝ったのは2008年。この年は二度の対戦で2勝したが、ここから引き分けを挟んで足掛け5年で5連敗中だ。
これだけ近年勝てていない相手だからこそ、後半戦の初戦だからこそ、ここであげる勝ち点3にはそれ以上の価値があるだろう。
マリノスの出場選手は事前の予想では、浦和戦のスタメンから栗原の代わりにファビオ。栗原は韓国での激闘から中2日、また代表召集前からずっと連戦が続いていることが考慮されてベンチ外になった。一足早く湘南戦に照準を合わせてほしいもの。齋藤学は韓国戦に出場しなかったため、どうやら先発で行くよう。練習試合でハットトリックを決めた端戸はベンチで出番を待つ。
中澤は左足の違和感でユナイテッド戦を回避し、俊輔は発熱で途中交代したが、攻守の柱もどうやら登り調子のようで、これならいつも通り戦える。マリノスの長所を出して。
ん、いつも通りではいかんのでは? そう柏は、というかネルシーニョ監督は、例えばロングボールをどんどん放り込んでマリノスの中盤のボールコントロール能力を発揮させないなど策士。相手の良さを出させない戦い方を、相手に合わせて構築する。マリノスはあくまでも自分たちのやり方にこだわるタイプ。だから余計に相性が悪いのかもしれない。それから2ヶ月離脱していたレアンドロドミンゲスが復帰する。監督の策を、確実に実行する高い能力を持つ。
高い技術を持つ狩野健太も先発復帰と来れば、正直あまりいいイメージは持てず、対戦のタイミングは悪かったのではと考えてしまう。
でも、やはりここで良かったのだ。繰り返すが、この苦手な相手と、代表選手以外はリフレッシュした状態で戦えるし、何よりもここでの勝ち点3は、イケるぞ!というムードに直結するだろう。本当に大きな意味をもつ、勝ち点5〜6くらいの価値がある。仮に結果が出なくたって、まだ16試合もう柏とやらなくたっていいと考えればいいのだ(ナビスコの準決勝で対戦する?それは置いといて。)
優勝のかかった大一番で、やるよりはよっぽどいい。
で、当たり前だけど大事なのは先手を打つこと。こんな合口の悪い相手に追いかける展開は厳しい。つまり何がなんでも先制点だ。今日も大宮や浦和とやったときのような、スイッチが入ったときのマルキであってほしい。マリノスの形がしょっちゅう作れなくても、一発で決めてくれる。
世界に響いたマンチェスターユナイテッドがヨコハマに敗れるの報から一週間。テレビで見たことでマリノスのサッカーが面白くて、楽しそうだと感じた人も多かったそうだ。だが驚くのは早い、スタジアムで一緒に応援しよう。
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