【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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結果の求められる第2戦、相手が豪州だからこそチャンスじゃないか〜東アジア杯第2戦・日本対豪州プレビュー

MOMはファビオと樋口監督が語ったように、昨年まで関東リーグにいたブラジル人が、赤い悪魔を討ち取るヘディングを決めた。このニュースは韓国遠征中の日本代表(仮)の元にも届いているはずだ。

「4試合で12失点」などと、あほな新聞が報じたが、本来はコンフェデの守備崩壊は知らんがなである。メンバーが全然違うのだから。だが中国に3−1から追いつかれるという試合運びのまずさもあって、完全に守備の建て直しはまだまだ成らずという見られ方をしてしまっている。

ディフェンスリーダーを期待されている栗原勇蔵。鈴木が初先発して、コンビを組むのだろうか。残された数少ないチャンスだが、2試合連続先発ならやはり期待されている証。今度こそ結果で応えたい。

ゲキサカhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-01122352-gekisaka-soccによれば、ザッケローニ監督が前日練習で、DF8人に居残り練習をさせ、マークの受け渡し、ポジショニングなどを身振り手振りを交えて指導したという。代表ラストチャンス、クラブに帰っても世界を驚かせたファビオが虎視眈々とポジションを狙う。まさに崖っぷち。ゴールとポジションを守れんのか。ここで結果出さなきゃ、代表選ばれ損になってしまう。誰とCBを組んだとしても、栗原が年長で、かつ一番の実績者。勇蔵がやるしかないんだよっ!

攻撃陣についても、23日の練習、紅白戦では齋藤学がAチームでプレーしたために先発起用かと伝えられた。また1トップは豊田とも言われた。しかし24日のAチームは1トップに大迫、2列目は山田、柿谷、工藤だった。もう好き勝手な情報が多過ぎて、整理ができないほどだ。

したがって、2日間の練習をトータルすると、「FW工藤壮人、MF高萩洋次郎、MF山口螢、MF青山敏弘、DF駒野友一、DF栗原勇蔵、GK西川周作は中国戦に続いて先発するのでは」とゲキサカ(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-01122349-gekisaka-socc&pos=1)が結論づけているが、GKは権田だと予想する記事もあり、予想がつかない。

すっごいやらしい話をすると、豪州戦、それから28日に韓国戦を戦って、31日にリーグ戦があることを考えると、豪州戦にフルで出たほうが帰国後のコンディションは整えやすいに決まっており、できれば齋藤学も栗原も豪州戦で先発し、これでもかとアピールできれば韓国戦はもう出る必要がなくなるわけ。そんな展開は欲張り過ぎだろうか(笑)

相手のオーストラリア。言うまでもなくドイツW杯以降は不倶戴天の敵と言っていい。通算の成績は6勝8分7敗でほぼ五分だが、90分で勝利をおさめたのは2001年8月、トルシエ時代まで遡る。(3−0@静岡) 実は今回、もっとも大会に対して鼻息があらく勝敗にこだわっていると言われる、オジェック監督は名古屋のケネディの招集に最後まで粘りを見せた(結果は、名古屋が招集を拒否)

結果的には国内組+中韓でプレーする選手を加えた編成となったが、クラブの都合で初戦後に2選手が代表を離脱するなど、ベストメンバーとは言いがたい。とは言え、本家の日本代表が先のW杯予選でも勝てなかった相手だ。名前的にも、豪州に勝てば、中国戦の塩っぱさなどみんなキレイに忘れ去るに違いない。それから、ケネディ、ケーヒルというタレントがいなかろうが、パワープレーは来るに違いない。それをフィジカルで跳ね返せるのはやはり栗原勇蔵の見せ場じゃないか。またたとえ途中出場であっても齋藤学は今度こそ自分の間合いでボールを受けることだ。そうすればスピードにサッカルーはついてこれまい。守備陣を切り裂くところを見れば、1戦目にほとんどチャンスのなかった学の評価もぐっと高まることだろう。今大会の趨勢を占う大事な一戦は、20時キックオフだ。

代表選考を混沌とさせるような、スカッとした勝利を期待するしかない。

がんばれ、勇蔵。がんばれ、学。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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