サンケイスポーツの記事が、この大会の位置付けの難しさを改めて物語っている。要するに、時期的にも大会の格としても、ガチじゃない。けれど、やるからには韓国が日本に負けられるはずがない。日本の若きJリーガーにとっては代表生き残りのアピールの場でも、結局国を背負ってる。東アジア杯名物、ファイトサッカーになるだろう。怪我のリスクが超怖いのにやらざるを得ない。皮肉を込めて、誰が呼んだか罰ゲーム。
以下、サンスポ。
【ソウル19日】東アジア杯は男女各4チームが参加して20日開幕する。男子は日本、豪州、中国が同じ宿舎で、練習会場の敷地内には開催国の韓国が宿泊。希望していた非公開練習は不可能となり、アルベルト・ザッケローニ監督(60)は約2時間の練習をやむなく公開した。アウェーの逆風を受けながら、来年W杯で起用できる若手を見極める。
車を降りると、ザッケローニ監督の眉間にしわが寄った。ソウルW杯競技場で行われた会見後、車で約40分かけて到着した韓国北部の「パジュ・ナショナルフットボールセンター」内は特別な仕切りがなく、他国の練習風景が丸見え。約2時間の練習の公開は冒頭15分だけの予定だったが、あきらめがついたのか(?!)すべて公開された。
…。日中豪が同じ宿舎って笑える。一週間以上も。ま、それくらいやるよね。要するに、今回は開催国が用意した通りに従わないといけないルールなんでしょう。それも大会が微妙な位置付けで真剣勝負と言い切れない感がにじみ出てる。
だが練習では柿谷が躍動しているそうだし、今の豊田だってすごい。大迫はチームが調子を落としているがここぞで彼らしいファンタスティックなゴールを見せているから1トップ争いは最注目だろう。たったの3試合で何を見せられるか。前田遼一の実績の壁は高いかもしれないが、ハーフナーマイクは個人的にはハテナである。
またコンフェデ杯で破綻し、悪い意味で注目を集めたセンターバックの争いだが、現地での練習では
豊田
原口 高萩 工藤
青山 山口
槙野 森重 栗原 駒野
こんな布陣がレギュラー組だったそう。コンフェデ杯のリーグ戦で本来の出来からはイマイチだった栗原勇蔵にとってはリーダーとして引っ張ること、そして失点をなくすという結果が求められることになる。
今回の僕の個人的な願いは、圧勝だ。それも、コンフェデ杯以上の躍動感とワクワク感。すると、何が起こるか、川島?ハーフナー?乾?吉田?アンタ、何言ってんの?今回の代表選手の方がいいじゃない!!という議論だ。ザックのうれしい悲鳴レベルじゃ足りない。1〜2人新戦力を選べればまあいいかなと思ってたところに、天地がひっくり返るような発見に次ぐ発見。ザック震撼(笑)がみたい!
そして震撼(笑)と言えばもう一人。メッシだ、イニエスタだ、いやペドロだと解説者から絶賛を受ける齋藤学に関して。
以下、スポニチより。
戦術練習では最初は右MFに入ったが、途中から左MFでプレー。代表の新顔にとっては1分も無駄にできない。「約束事は多いですけど、一からアピールして試合に出られるようにしたいです」。ハマのメッシは韓国の地でもやる気をみなぎらせた。飛ぶ鳥を落とす勢いの斎藤には、欧州の名門クラブも注目していることが判明した。関係者によると、アヤックスはある選手を映像でチェックするため横浜の試合を見ていたところ、その試合で最も高い評価を得たのが斎藤だったという。オランダは3トップを敷き、サイドアタッカーには個人技の優れたドリブラーを配置するシステムが主流。アヤックスのスカウトも「斎藤のドリブルならオランダ国内でも十分に通用する」と話しているという。
とりあえず釣られてみただけだけど、大丈夫よね? 韓国からそのままオランダ行ったりしないよね?
そんなあらぬ想像をして、マリノス的にはもう移籍の話題かよっ!となるのだが、活躍してほしいのは事実。できれば帰国後対戦する、柏の工藤や鈴木の弱点を一つや二つ見つけて来てほしいものだ。
なんだかんだで、日中戦、日韓戦、盛り上がりたい。
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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