【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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そろそろ東アジア杯問題に触れねばなるまい?

代表あってのJリーグJリーグあっての代表という相互発展の関係であってほしい。いちフアンとしてそう願っているが、果たして今回は??

新戦力を発掘する場として国内組中心というお題目で、今月20日から28日に韓国で開催される東アジア杯に、言わば「Jリーグ選抜」が選ばれる。

そう呼ぶにはそれなりの理由がある。ザッケローニ監督はW杯本番に向けて、ゼロベースでの選手選考を強調するが、そんなの誰も信じていない。

前提としてコンフェデ杯に出場した欧州組は今回選べない。各欧州クラブに対しての強制が効かないから。そして、彼らの大部分は、代表シードでもある。今更、韓国や中国相手に力を見せつける必要もない。だから、今回の代表の中心は今までメンバーに入ることのなかったJリーグ組からも多数選ばれる。

これまでの代表の中でも特にメンバーを固定化してきた同監督のことだから、今回の東アジア杯代表から本番でも選ばれる選手はよくて二人か三人か。それ以下ということもあるかもしれない。掘り出し物が見つかったらもうけもの、見つからなくてもしょうがないという思惑が透けて見える。そのため、「日本代表」と呼ぶには抵抗がある。

しかも、21日に初戦を迎えるのに、代表メンバーの発表は15日だという。つまり13日のJ1 第15節まで視察したいのだろう。いかに普段、Jリーグを見てないかの証拠とも言えないか。

柿谷だ、大迫だ、齋藤学だ(←密かなこだわり)という代表入りが期待される若手選手、Jリーグのトッププロスペクトは、各クラブでも欠かせない中心選手だ。

それをぎりぎりになって招集する。17日には次のリーグ戦があるのに。樋口監督の身にもなってほしい。もしも栗原、学、噂される富澤やら兵藤やらがいきなり二週間引っこ抜かれたら、もはや別のチームで戦うしかないではないか。

確かに17日の次は、31日までJのゲームはないが、代表の試合日程は21日に中国、25日に豪州、28日に韓国というスケジュールだから31日の試合出場はかなり厳しい。

ただ、それらもW杯出場という少年の頃からの目標を叶えようという選手の立場にたてば、千載一遇のチャンスだから、喜んで代表に出かけるだろう。クラブ関係者、サポーターらも、不在の痛みを抱えながらもわらっておくりだすに違いない。

でも、本当に、本番の門は開かれているのか? 可能性は誰にでもある、というお題目ではない、本当の意味で。なんだか、国内組オンリーというのが胡散臭さを増幅させてないか。より多くの選手をテストしたい、などと言うなら普段からやっといてほしい。あまりにもそれがないから、疑心暗鬼になる。

しかもアウェーの韓国戦も含まれる。過去にも中村憲剛が殴られて負傷など、肉体的なリスクも大きい。もし、長期離脱のけがを負ったら、8月の過密日程に中心選手を欠くことになる。

見返りが見えないだけに、どう応援していいのか非常に難しい。

サンケイスポーツの記事では、東アジア杯の代表予備登録に、齋藤学が入ってるなどとしれっと書かれていて、驚いた。が、他のどこを調べてもWEB上に、そんな予備登録選手リストが出てこない。だから余計に怪しく感じる。

協会は、もっとJリーグを尊重してください。編成の狙いが曖昧なら、はじめから21歳以下などとすればどうですか。海外組が招集できないから、国内組でしのぐということだけはやめてください。

Jリーグを応援する人、共通の思いです。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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