【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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異例の名称変更、YBCルヴァンカップを獲れ!

新生、ルヴァンカップ。8/31、ノックアウトステージが開幕します。

すでに報じられている通り、スポンサーであるヤマザキナビスコ社の社名変更に伴い、大会期間中にも関わらず、大会名そのものが「YBCルヴァンカップ」に改められることになりました。

このように大会中に名前が変わるなんて異例なことなのですが、これはヤマザキビスケット社(9/1に社名変更予定)側が申し入れたことではないんですね。

毀誉褒貶の激しい村井満チェアマン、すなわちJリーグ側が「どうぞ」と言ったという「イイ話」なんです。

ヤマザキ社が、リッツとかオレオなどお馴染みのナビスコブランドの菓子を製造販売していたそのライセンスが切れるというのが発端で、ヤマザキ側は相当の売上減を覚悟しているそうです。まさに社運を賭けた社名変更とブランド戦略の再構築を余儀なくされていたわけです。

そして、ちょうど今年でJリーグとのスポンサー契約も切れることから、契約解消を考えていたそうなんですね。

そこに、Jリーグが見せた漢気。それは大会期間中であっても、これまで受けた恩を考えれば、ヤマザキさんどうぞ遠慮なく変えてください、ということでした。結果的に大会への注目が上がればJリーグとしても儲けモノ。そこまで予測していたならば、いい意味で強かです。

これからのヤマザキの看板商品になる「ルヴァン」を冠にすることまで認めて、しかも社名変更の前日から大会がリスタート。ヤマザキ社としても嬉しくないはずがありません。

この愛すべき経緯のルヴァンカップを獲りたい。

獲る資格を残すのは、すでに8チームに絞られ、準々決勝の組合せが決まりました。

横浜FMー大宮

G大阪ー広島

浦和ー神戸

福岡ーF東京

準々決勝は8/31と9/4にホームアンドアウェイで行われ、左のチームが第2戦をホームで戦います。

したがって、マリノス対大宮は第1戦がNACK5、第2戦がニッパツ三ツ沢になります。それを突破した場合は、G大阪と広島の勝者と準決勝を10/5と10/9に戦い、決勝は10/15の一発勝負で埼玉スタジアムです。

直近のリーグ戦ではなんとか引き分けに持ち込んだ大宮が相手というのはモチベーションという点では悪くありません。

組み合わせ抽選会に出席した喜田拓也が終了後のインタビューで答えていましたが、今年のマリノスは全員の力で突破してきたという気持ちが強いはずです。

中3日の試合ゆえに、第1戦と第2戦で大胆なターンオーバーが行われるかは大きな注目ポイントとなりそうです。

かつてはスタジアムで、ナビスコブランドのお菓子がたくさん配布されました。ホームとアウェイの両方に出かけると、家にはチッブスターが相当に貯まったものです。

今回も9/5に新発売されるというクラッカー、その名も「ルヴァン」の提供があるのではないでしょうか。

しばらくはクラッカーなら、リッツではなくルヴァンを買おうと決意する私です。

そして、もし初代ルヴァン杯王者の称号を得たあかつきには、そりゃもう永くルヴァンをひいきすることになるでしょう。

Jリーグがお世話になってきた会社、これからもお世話になる会社。

ぜひぜひ、ひいき、したいなぁ。

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