【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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勝負の2戦、ここで浦和に勝てば未来は開ける。

俺らの俊輔がフリーキックをブチ込んで、ガンバを降して3連勝。

浦和も追いすがる日本の甲州を振り切って3連勝、さらに中国の広州にも勝ちきって上げ潮ムード。

日曜13時キックオフという条件、天気予報もバッチリです。…でも昨朝9時の段階で発券枚数が26,953枚。ようやく夕方には3万1千枚に到達したようですが、このカード、この条件。

当日券でさらに数千人伸びるのが浦和戦の常ではありますが、興行としては非常に残念、厳しいと言わざるをえません。

公式戦はこれで8試合目となりますが、ここまでアウェイが多かったのと、リーグ鳥栖戦とナビスコ杯は三ツ沢開催のため、日産スタジアムでの試合は実にまだ今季2試合目です。吹田で目の肥えた我々が、もし久々のホームでピッチからの遠さに愕然とすることがあったとしても、それならば選手の耳に届くようにより大きな声で応援するだけです。

浦和、広島といういわゆるミシャチームをまったく苦にしなかったのは、樋口靖洋前監督時代の話、エリク・モンバエルツ監督就任後、ミシャチームとの相性は決してよいとは言えません。

ガンバ戦で右太腿を痛めた齋藤学の欠場が濃厚となっています。代わりに入るのは遠藤渓太。これでリーグ戦の先発は3試合目ですが、重用されてきていると言えましょう。控え選手やベンチ外選手が主体のナビスコ・柏戦で、途中出場すると、堂々とした突破を見せていました。ややオドオドしたように見えたデビューから1ヶ月足らずですが、「男子三日会わざれば刮目して見よ」とはよく言ったものです。

しかし、では遠藤が、昨年のアデミウソンや学のように、素早くボールを運ぶことで、浦和のウィングバックを最終ラインに押し込めるかと言われれば、それは別の話です。

ペドロビッチ監督を相手に、中途半端に押し込むのは一番危険だと歴史は物語っています。押し込めないなら、忍耐のディフェンスを開き直ってやればいいじゃないですか、

遠藤には守備で大いに貢献してもらいましょう。なんとなくカイケの守備が機能せずに、ただでさえ高い浦和のボール保持率がさらに上がるかもしれません。だとするならやはり忍耐。やはり前節のマルティノスの決勝点のように、カウンターの機会をじっとうかがう必要があります。

そして改めて書くまでもないけれど、セットプレイも重要な鍵。中村俊輔直接フリーキックはもちろんのこと、コーナーキックや遠目からの間接フリーキックも大切にしたいところです。

どうもJ2が土曜で、J1が日曜にという逆転現象は調子が狂います。

なんとなく来年は大阪遠征が一回増えそうな気配で、シラスが豊漁の清水湾は…。ここから奮起してもらうしかないですな。

日中は、富澤清太郎がテクニカルなミドルシュートを決めて、千葉に勝ち点3をもたらしました。ボランチに入った上、攻撃面でもいぶし銀の力を発揮したのは、ひょっとすると2013年以来かもしれません。

当時、彼と黄金トライアングルを形成た俊輔と中町もまたあの頃の無敵状態を彷彿とさせる素晴らしい動きを見せています。

強さを認めさせるポイントの1番はやはり強い相手に勝つことです。

比較的下位のチームに連勝し、あまり調子の良くないガンバにも勝てました。そしてACLも戦っているなかで首位という浦和を倒せたら、はっきりと優勝候補の一角に名乗りをあげられるのではないでしょうか。

序盤の天王山です。チケットはまだ好評発売中です。

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