【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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「代表候補」たちの最高のアピール機会に(ナビ3節 柏戦展望)

今節も先発を全員入替ということになるでしょうか。

GK 榎本

DF 金井、パク、栗原、高野

MF 兵藤、新井、遠藤、天野、前田

FW 富樫

こんな布陣が考えられます。が、これだと仲川輝人がサブになります。2列目は全然読めないですね。

布陣を見ると、マリノスに代表選手が戻りつつあることが分かります。

トップのA代表には久々の復帰となった齋藤学

リオ五輪に臨む23歳以下では、前田直輝富樫敬真が新たに合宿メンバーに選ばれました。ケイマンついては、手倉森監督が自ら視察した際に、ケイマンのもつ「得点力を試してみたい」と見染められての招集ということで、期待されてます!

さらに次の五輪である2020年の東京世代には、遠藤渓太と和田昌士の2名が合宿メンバーに選ばれました。

彼らは特にモチベーション高く、リーグ戦でのスタメン入りを目指して戦うでしょう。

また左サイドバックには、特別指定選手になったばかりの高野遼が入る見込みです。日体大4年で、昨年は湘南で3年生にして指定選手になったという経緯があります。しかし出身はマリノスユースの高野の目標は、マリノスの選手になることと明言。オファーを勝ち取るための重要な試金石となります。

エリク・モンバエルツ監督の長所は、この選手のここが素晴らしいから加わらせたというロジックが明確なところです。

それに少々の短所は目をつぶってでも、長所がそれを上回っていればいいという考え方ですから、若手は伸び伸びとアピールできるのではないでしょうか。

そして、単に勢いに任せるだけではいけません。若いマリノスの選手たちにとって、貴重な実戦機会。単なる練習試合とは、重圧も真剣度も全く位置付けが異なります。この機会を去年のように予選の6試合だけで終わらせてしまうのか、それとも上に進むのか。

若手主体のメンバーでグループ2位以内に入ったら、一層価値は高いですし、また決して不可能なことではないと思います。

柏は予想以上の不振でここまで公式戦未勝利。監督交代などありましたが、勝てていないのは不運による部分も大のように感じます。

ネルシーニョ監督の頃に比べて、マリノスに苦手意識はなくなってきましたが、前線のタレントは強力です。まずは堅い守りからですね。

今のところ、マリノスにしては珍しく、リーグ戦5試合で完封がありません。ナビスコの川崎戦だけが、マリノスの唯一の無失点試合です。

榎本哲也を中心としたリーグでのサブメンバーたちが川崎、柏と2試合連続で完封したら、これは大きな自信と監督へのアピールとなることでしょう。

この柏戦に勝てば勝ち点は4。グループ突破の可能性はかなり高くなるでしょう。

エリク監督が語った「このチームは、2チーム作ることができる」の言葉を証明する結果は出せるか。

リーグ戦の好調を生かして、ナビスコでも結果を出すことがチーム内に一層の競争と、活力を与えることは確実です。

代表候補たちにとっては世代別のそれぞれの生き残りにおいても、いいアピールになります。

そのためにも、絶対に勝ち上がりましょう。

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