【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

ガッカリ…なんてしてられない!(清水戦 総括)

毎度おなじみのパターン。

得点したら、そのあとは

「相手のペースにおされてしまった」

先に失点したら、

「難しい展開にしてしまった」

さすがに堪えます。真夏なのに、あんな汗だくなのに、なんとお寒いことでしょう。

試合終了と同時に、こだましたのは嘆きという名のブーイング。そりゃそうだという気が、マリノスに激甘な私でもします。

ブログの更新がぱたっと止まってしまいそうな、そんな敗戦でした。現実は厳しいですね。リーグでは5年間負けていなかったお得意様と言ってもいい清水に、しかもマリノス以上の混沌の中にいると思われていたのに、逆転負けを食らわされたという衝撃は重かったです。

満を持して、中村俊輔がトップ下での先発という期待感もありましたから、なおさらでした。多くで指摘されているように、前半途中から、きっかけとしては齋藤学の先制ゴール以降に、ボランチを任されたはずの兵藤慎剛が前に出て、俊輔が下がり目になったのは謎でした。エリク・モンバエルツ監督が求めることと逆行するのは明白でしたから。

結果的に、俊輔は2枚目の交代カードとしてラフィーニャを投入する75分にベンチに下げられてしまいます。同点の展開で、俊輔を下げる失望感もありましたが、次節以降の起用を示唆する交代な気がします。あまり考えたくはないですが。

アデミウソン、ブレーキとなりました。枠外か、キーパー正面か。

後半開始直後に、一人で清水DFからボールをファウルぎりぎりのプレーで奪って独走したあのプレー。フィニッシュ以外はさすがというプレーでした。しかし、アデがワールドクラスなのは、ゴール前以外での話なのですね。あれだけの繊細なボールタッチができるのだかや、少し落ち着いてシュートしてくれればいいのに…。やはりアデに最前線を任せるのは、どう考えても違う気がします。

この決定機を防がれてから、清水の特攻プレスで押され始めて、バタバタとしてしまった。今、被決定機を高い確率で決められてしまうマリノスはこの日も悪癖。逆転負けを喫したわけです。

監督の采配に批判が集まっています。俊輔、兵藤、藤本淳吾まで下げて終了直前のフリーキックをチャンスにすらできず、迫力不足のパワープレー頼みになったのだから当然と言えば当然です。

長期的に見ても、ウリであった堅守すらもヒビ割れてしまい、いっこうに攻撃の形が確立されない。けれど、9試合勝ち無しというのは異常事態です。

ですが、監督をスケープゴートにしても仕方ないと思います。もう言い尽くされたように問題の根幹は、ピタリとハマるストライカーの不在にあります。1トップの専門家と言った方が適切でしょうか。より悲しい言い方をすれば、マルキーニョスの穴、そのもの。昨夏のラフィーニャ? 健康な矢島卓郎? 残念ながらそれは絵空事

清水は厳しい戦いを続けながら鄭大世を取りました。マリノスの拙攻に助けられて1失点だった守備は変わらずですが、もがいてます。マリノスはこれでいいのでしょうか。

ブラジルの至宝に適正とは違うことをさせる。機会は少ないながらも高い位置でボールを奪って、わかりやすくゴールに迫る。対戦する誰しもが、ブロックを作り、その狙いをあからさまに封じてきます。

中断期間を幸いとして、コンセプトから修正すべき時ではないでしょうか。

我々もガッカリなんてしていられない。ブーイングであっても、激励であっても、こんな時こそ気合い入れていきたいものです。気合いは大事です。

名古屋? 行くしかないでしょが。

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