【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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2ステージ制?いや、もうけっこう正念場

6位はまったく上位ではない。去年に10位前後でウロウロしている期間が長すぎたためか、なんとなく6位か、健闘しているなムードがある。確かに上位3分の1の中にいる。

だが、勝ち点17は、川崎とともに中位グループの先頭を走っているに過ぎない。上位にはいないのだ。

明日は浦和対FC東京の首位決戦が、目玉カードとして取り沙汰されている。確かにこれを制したチームが新しいルール下で最初のステージ王者になる可能性は高い。両者が引き分けなら、追いかけるG大阪と広島にも可能性が膨らむ。

上位とは、少なくとも3位以内が狙える位置取りでなくてはならない。今なら3位の勝ち点が22なので、3差の勝ち点19までがギリギリ上位の範疇だ。

FC東京には辛くも勝ち点1を拾ったマリノスだが、現時点で上位4チームとの完成度の差を感じる。都合良く言えば、我らにはまだまだ改善の、良くなる余地があるということになるが、その差は4位との勝ち点差、5以上に大きいとみる。その意味において、今の完成度、主力選手の離脱も含めて、5差は全然悪くない。

だがこれ以上、離されるとキツイ。第一関門である年間3位以内を狙うには、上位組からの脱落、つまりは急速に調子を落とすチームを待つしかなくなる。

年間王者になるために言うまでもなく、狙うは年間勝ち点1位でのチャンピオンシップ進出、そして制覇。これが王道だが、客観的にかつひいき目に見ても今のマリノスアウトサイダー。浦和、F東、ガンバ、広島のうち、2チームよりは上に行かないと話にならないのだ。

これ、多分セカンドステージ終盤の星勘定は相当複雑。だけど、燃えるだろう。年間勝ち点は6位だけど、セカンドステージ優勝の可能性が残った状態。

またはセカンドステージの優勝は絶望だけど、なんとか年間3位に踏みとどまっている状態。

そんな感じでラスト2試合、などとなったら、結構楽しく、そしてこの上なくストレスフル!だ。もう2ステージ制は始まってしまったのだから、思いっきり楽しむしかないよな。

そこを突破する勢いを持ったチームこそ、勝ち点1位で悠々とチャンピオンシップで待ち受けるチームよりも瞬発力では勝る。

話を現在、5月に戻そう。

34試合とみれば、まだ3分の1が終わっただけだ。12節終了時で調べると、浦和は21、川崎は16、鹿島は21。それぞれここ3年にシーズン3位に食い込んだチームのこの時点での勝ち点だ。マリノスが今節勝てば20、資格は十分あることになる。

3位以内狙いに見えるネガティブなデータかもしれない。ただし、優勝候補とされるチームが躓かずに順当に上にいる以上は、離されたくない。上位の中に食い込んでいなくては。団子レースというよりは、4チームがもう頭一つ抜けだしているからこそ、正念場なのである。

チームは今日、清水遠征に出る。過去10年のリーグ戦で4勝5分1敗のアイスタ。相性がいいからこそ、相手が下位に沈んでいるからこそ、弛んではいけない。ヤコヴィッチがいなくても、絶対に緩まない。これで3連勝だなんて、勝つ前から言ってはいけない

勝てる、勝てるが一番怖い。ついこないだも、北の方角で痛い目を見たばかりだもの。清水だって、前節久しぶりに勝ったのだから、勢いを本物にしたいはずだ。もちろん乗らせるわけにはいかない。

メンバーは前節と大きく変わらないだろう。戦い方も5バックを継続か。

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