【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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監督にぼんじゅーる! 意外にもフランス革命はおとなしい?

20度前後の沖縄で一週間のキャンプから横浜に戻ったチームは、年に一度のファン感謝デー、トリコロールフェスタに臨んだ。

前日の関東地方は未明から平野部でも積雪。雪の勢いから、そうは積もらなかったが天候が一日ずれていたら、最悪のトリコロールフェスタとなっていたろう。風が強く寒いことは寒いが、遠くに富士山が見渡せるほどの晴天。

選手と触れ合える、サインや写真だってたくさんお願いができる、そうはない機会。頼む側がマナーさえ守れば、選手だって安心してふれあうことのできるイベントと言えるだろう。

ところで、この前日には、今季の主将、副主将が発表され、中村俊輔が主将に、中澤佑二富澤清太郎栗原勇蔵兵藤慎剛の4名が副主将に就くこととなった。この去年から変わっていない陣容が発表されたのには少々驚いた。

というのも、エリク・モンバエルツ監督はキャンプ中に主将を自らが「選び、指名する」と語っていたからだ。新たな監督が選手の個性を見極めた上で、新たなリーダーを選ぶ。

ならば、従来を踏襲するのは想像しづらかった。先を見据えて、ここで一気に世代交代が進む、そう思い込んでいた。

その中で監督が真っさらな状態から俊輔を選びなおした。なるほど、ナカムラは国際経験が豊富なだけでなく、聞いてた通りプレーもチームの中心だ、という結論をくだしたようだ。これまで以上に俊輔の両肩にかかる責任は大きい。

そのエリク監督が、トリコロールフェスタで、気さくにサインや写真撮影に応じている。私もまた、へい、こーち、ぼんじゅーると、めるしーだけで2ショットを撮っていただいた。身長は180センチ超で思っていたより大柄。にこやかで紳士的、サービス精神があるなあと感じた。

キャンプでのトレーニングは時間は短くても、内容充実。サッカーを楽しめていると、選手たちの多くがポジティブなコメントをしていたが、すでに新鮮な刺激を与えている新監督。

だが主将人事に加えて、フォーメーション練習でも主力に入るのは、2013年、昨年のスタメンとほぼ同じだということから、今のところ保守的な人物なのかなという印象を持つに至った。

それが必ずしも試合内容も保守的なものに結びつくかは分からないが、仰天するようなことをやるタイプではなく、マジメで堅実派なのかもしれないな。レヴィ、ヘッドコーチも強面だけど一生懸命ファンサービスしていた。監督ははるかに温和な表情だったし、同じフランスのトルシエのような激情家とはだいぶ異なるようだ。

ただし、保守的と言っても、樋口前監督の踏襲をしようとしているとは到底思えず、「フラットに選んだら今のところこうなった」という印象が強い。つまり現在のマリノスは、主力組と控え組に誰が選んでもわかるくらいのはっきりとした差があるとも言えるだろう。

それはともかく、俊輔中心に応援する弊ブログとしては、まずは主将続投を喜ぶとともに、その決断をした監督にも好感を抱きつつ、写真撮ってもらったことですっかりファンになってしまったのである。

ちなみに、選手が隠れん坊するゲームでは、すぐ目の前に兵藤選手が来てくれて、鈴木椋太にあわや見つかりそうなところを周りにいた多くのファンで隠し通したのでした。寒い中だったけど、選手たちが風邪などひいていませんように!

チームはこの後、宮崎キャンプに向かい、いよいよチームは実戦を見据えての練習に入るだろう。どのように個人と組織が進化するのか、待ち遠しい。

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