【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

まだ歯車は狂ったまま〜第10節・浦和戦(埼玉) 0-1

そこまでの悪い内容ではなかった。これが無得点、勝ちなしが続く重苦しい雰囲気でなかったなら「ま、悪くなかったけど、こんな試合もあるよね」で済んだと思う。

それにしてもゴールが遠い。浦和美園からの帰路が重いものになるのを予期したわけではないのだが、雨の予報が嫌だったこと、帰宅までのスピード、道中子供の食事のことを考えて、急きょ車で埼スタへ向かった。

至近の民間駐車場という名の畑はほぼ浦和サポの予約でいっぱいと聞いていたが、あら不思議。道を曲がり間違えたことが幸いして、一等地に駐車できてしまった。

それから心配されていた雨も降らない。

これは勝てる流れ!などと思ったのだけれど、現実は厳しい。決定機らしい決定機は作れず、強いて言えば後半に浦和DF永田のバックパスがGK西川のいない方向に転がったときくらい。藤田がもう少し離れたポジションにいれば、確実に一点だった。

あの浦和が得点をあげた時間は、ホームなのに引き気味だった浦和が少しずつ前に出てきて、攻守がめまぐるしく変わっていた。マリノスに得点の息吹を感じたのは、あの頃だけだった。どちらかに点が入る予感は悪い方にだけ当たった。

ACLのさなかではなく、今頃になっての選手の入れ替えには批判もあるだろう。遅きに失したとは言わないが、疲れきった小林祐三の調子がこの1試合の休息で戻るのだろうか、それは不安だ。

だがここまで出場機会の少なかったメンバーはよくやったと思う。いずれも主力級の力を持つのだから当たり前ではあるが。

奈良輪、もう少し中に入って欲しかったが、確実に上下動を繰り返し、クロスを供給した。

三門、よくボールを拾い、俊輔や淳吾をサポート。

小椋、最も積極的な選手だったかもしれない。攻守にわたって動きまくった。

兵藤、後半に代わるまで運動量は最も多かった。兵藤が出てからリズムが悪くなった感じはある。

失点した後だから齋藤学の投入は止むを得ないが、重要なハブを下げてしまった。でも思い切って中盤を飛ばすパスが増えたわけではなかった。チグハグな攻撃は最後まで続く。アディショナルタイムにはロングボールを放り込むことすら躊躇われるほどに、ゴールのイメージが作れなかったのか。

俊輔がトップ下よりも低い位置に下がり、淳吾も同じ役割をしようというのか。その結果、淳吾の良さである裏へ抜ける動きがほぼ見られなくなった。

歯車が狂っている。やっている一つ一つは悪くないのに結果が出ない。でも結果が全てだ。最悪の4月は、月間無得点というトンデモナイ記録とともに終わる。

これほどまでに、忘れかけたゴールの記憶。次はホーム、日産スタジアムでの得点があげられたらどのくらい喜びを爆発させたらいいのだろう(笑)

何点も、何点もだなんて贅沢は言わない。1点でいい、どんな形だっていいから得点して、勝ち点3を取ろう。

次の相手は当面の下位のライバル(泣)、ガンバ大阪。順位が下の相手に落とすようだといよいよワースト3が見えてきてしまう。

短い時間であってもチームは選手起用の見直し、相性やコンディションも含めて行うだろう。そこでどんな結論が出たとしても私たちは全力で応援するのみだ。

今度こそ、流れを変える勝利をあげよう。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。