中国は深センに来た。広州まで約1時間らしい。ただし最終節、広州対マリノスの前に帰国。誠にニアミスだが、会社の金でアウェイ遠征などそんな虫のいい話はないだろう。
ちなみに新聞をくまなく読んだわけでも、スポーツニュースを見まくったわけでもないが、
E組 勝点 得失 最終節
1浦項(韓国) 11 +5 hブリ 突破
3山東魯能(中国) 5 -1 h大阪
F組 勝点 得失
1FCソウル(韓国) 8 +2 h北京
2セントラル(豪州)6 -2 a広島
3北京国安(中国) 6 0 aソウ
4広島_____ 6 0 hセン
G組 勝点 得失
1広州恒大(中国) 7 +1 h横浜
2全北現代(韓国) 7 +1 hメル
3メルボルン(豪州)7 0 a全北
4横浜FM _____ 7 -2 a広州
H組 勝点 得失
1Wシドニー(豪州) 9 +1 h貴州
2川崎F _____ 9 0 h蔚山
3蔚山現代(韓国) 7 0 a川崎
4貴州人和(中国) 4 -1 aシド 敗退
G組の全チーム同勝ち点は異常にしても、どこのグループも大混戦だ。1試合を残して勝ち抜けが決まったのは、昨夜にC大阪を降した浦項のみ。同じく敗退の決まったのも貴州のみだ。
したがって残りの14チームにグループ突破の可能性が残されており、Jリーグの4チーム揃っての突破も夢ではなく、逆に4チーム全滅という悪夢のシナリオも残されている。痺れる。
整理をすると、川崎だけが引き分け以上でOKだ。他の3チームは勝利のみが突破の条件。ACLのルールにより、①勝ち点、②当該チームの直接対決での勝ち点、③当該チームの直接対決時の得失点差…となるため、引き分けの場合は、C大阪、広島、横浜FMはいずれも3位以下が確定する。
最後の最後まで目が離せないだろう。川崎が「有利」かなどと語ることはもはや無意味だ。広州が躓いたり、プレーオフ組の北京やメルボルンが普通に肩を並べてきたり、群雄割拠である。
なんとか脱落せずにここまで辿り着いた各クラブの健闘を称えよう。それくらい厳しく、激しい戦いの連続だった。マリノスは特に前半3試合で勝ち点1でほぼ脱落が決まったようなものだった。残り3連勝すれば!とは言ったものの、当時最弱と目されていたメルボルンにも敗れたマリノスがどうやって立て直せばいいのかと思ったものだ。
そこからよくぞ2連勝した。メルボルン戦のATで余計な失点をし、全北戦の前半は深刻な差があったが、それでも勝った。広州とのアウェイ戦を残すというのは初めから分かっていたこと、もうここまで来たら勝つしかない。相手もこないだの日産スタジアムでの試合よりも、激しい圧力をかけてくることだろう。
1位広島を除いて、7位川崎、8位C大阪、10位横浜FMとリーグではもう一息の3チームにはこの週末のリーグ戦も超重要。過度に消耗せずに、3日後のACLにつなげたい。したがって、川崎はアウェイの浦和戦、広島は新潟とアウェイで戦って、ホームに戻るわけだがなかなかの激戦が予想される。
C大阪は調子の出てきたFC東京との試合(ポポヴィッチの古巣対決だ!)のために味スタに乗り込み、恐らくそのまま中国に向かうのだろう。マリノスも苦手な柏との厳しい戦いの後に、広州へ直接向かうか。んー、やっぱりマリノスが一番厳しいかも(笑)。
ちなみに、ベスト16の組み合わせはE組とG組、F組とH組の対戦となる。5/6,7と5/13,14にホームアウェイの2試合を行う。したがってマリノスは2位通過の場合には、浦項との日産→韓国での対戦が決まるわけだ。1位通過を果たした場合はセレッソとの対戦の可能性もあるわけだ。
大型連休の予定にも影響するわけだが、ベスト16の心配をする前に、さあグループリーグ、クライマックス!
セレッソよ、アジアの舞台で会えることを願っている。
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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