【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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今年をこのままでは終わらせない。誰がなんと言おうとキーマンは俊輔だ〜天皇杯準々決勝・対大分(大銀ド)展望

決勝で負けるくらいなら、いま負けた方がオフが長くなる分マシである、としたり顔で言う人がいるらしい。天皇杯で優勝することによって、ACL出場権を勝ち取ろうという目標があるならともかく既に今年のマリノスは出場権を確保しているから戦い方が難しいとかいう考え方があるらしい。

伝統ある天皇杯を戦う、サッカー選手なら誰もが憧れる国立競技場での初蹴りを狙う、そんなシンプルなことを願えない人は、少なくとも応援しなければいいのにと思う。ま、思うのは自由だけど、試合を楽しみにしているファンが買う新聞にわざわざそんな原稿を載せるのはやめてほしい。今後のこと、来季のスケジュールを心配するリアリストは間違いなく必要だが、それはチームスタッフにいればいいでしょう。外部の人間が言うのは大きなお世話というか単なるマイナスであり、ならばスタジアムに行かないことをお勧めしたい。

あっ、すみません。久々にムカついてしまいました。最後の最後に一度もなかった連敗を喫し、この上ない悲しい経験をしてから2週間、多くの人が思っているはずです。「今年をこのまま終わらせる訳にはいかない」と。

一家三人、そんな思いで大分にいます。大分まで連休を使って来る人はみんな、似たような思いではないでしょうか。ただ折角、大分まで行くならと今日は湯布院で湯治をし、明後日は親戚に会いに佐賀まで足を伸ばしますので、ワイワイとした家族旅行と言ったところです。しかも、今日は奥さんの誕生日でもあったので、年内最後のアウェイツアーがよい贈り物になるかと思います。したがって、変な悲壮感もなく(もちろん私たちが悲壮感を出しても無意味100%)いつもと同じ、楽しさ丸出しののんびりしたテンションです。

同じように旅行を楽しむ考えの方が多いようで、早めの便に搭乗したにもかかわらず機内にはマリノス応援がメインと思しき姿の人が多く見受けられました。そして嬉しかったのは、大分空港の手荷物受け取りでこんな飾りが。

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大分とマリノスの旗がクロスで飾られ、マリノス関係者とサポーターへの歓迎が表現されているようでした。

お昼には早速とり天をいただき、トリニータの語源は確かトリニティですので関係ないですが、なんとなく縁起を担ぎました。

天気予報とは裏腹に、低気圧の影響と思うのですが昼から天気が崩れ夕方まで雪が舞っていた大分県地方ですが、明日は穏やかな天気になりそうです。

旅の報告のようになってしまい、すみません。本題は俊輔のデキはどうかということです。練習の様子などから俊輔を含めた各選手の状態が良くなった!という情報は聞きません。とくに中心として試合に出続けた選手は、疲労が蓄積しておりコンディションが良くなる要素は少ないはず。かと言って活きのいいメンバーを入れると連携の面で劣るためにマイナスも大きく、現状を劇的に改善する有効な手立てはないかもしれません。

そうなったら、やはり周りが俊輔をサポートし、スペースを作り、できるだけ彼が自由にタクトを振れる環境を作ることが最も近道だと思います。大分は宮沢とマンシャをボランチに並べる見込み。天皇杯の柏戦や、10月の大銀ドでのマリノス戦のように、耐久戦法で来るのではないでしょうか。人数をかけて守り、0-0の時間を長く作る。そして一発にかける。それがハマるのが天皇杯の怖さでもあるし、今のマリノスには仮に先制を許した場合にひっくり返す力が残ってないかもしれません。チャンスはある程度作れるとして、いつも以上にそれを活かせるのかどうかが非常に大きなウェイトを占めることになるでしょう。俊輔が一番疲れてるかもしれないけど、やはり彼を信じたい。

大会は違ってもリーグの悔しさをぶつけてなんとか晴らしたい、2013年をいい形で締めくくりたいと、選手も思っているはずです。このままでは終われないんです。中盤を制圧する力強いマリノスを見られることを心から願ってます。

そして日産で戦える準決勝ですから、コマを進めるのはマリノスであるのが自然。それに相応しい内容と結果を見せてほしい。

一生懸命、応援してきます。

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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