adidasの企画として、
「俊輔に会おう」キャンペーンの動画
http://www.adidas.jp/football/follow_shunsuke/ が話題になっている。
映像にかくされたキーワードを並び替えてできた言葉を使って応募すると、なんと俊輔に会えるかもしれない!!
◆賞品 (adidasサイトより転載)
スペシャルイベントへの招待(2014年1月19日神奈川県横浜にて開催予定) 10組20名
ミニボール「brazuca(ブラズーカ)」 10名
スパイク「adizero f50(アディゼロ f50)」3名
本当は「俊輔に会える」の応募倍率を増やしたくはないのだが、まだインタビュー映像を見ていない方は上記のリンクで動画を見てから、下記をお読みいただけると、感動を共有できる気がする。
一通り見ましたね?
やはり肉声はイイ。私の感想として、特に頭に残ったフレーズを紹介したい。
中村俊輔のようなプレーヤーになるには?
「メンタルは小さい頃ならでも育てられる。自分は負けたくないという気持ちでやってきた。大事なのはメンタル。ただ長い時間ボールを蹴っていてもそれだけでは上手くならない。」
「指導者なども含めて環境がばちっと合った時に一気に実力が伸びる。今のプレーも小さい時に身につけた基本があるからできる」
「上手くなってると感じることは多々ある。年齢は関係ない。レベルの高いチームメイトと一緒にいることで、こんなプレーができるのかと気づくことはよくある」
それからよく言う、「一日でも気を抜くと、すぐに階段を転げ落ちるように衰えてしまうのではないかという危機感がある。だから一日、一日を全力でという気持ちになれる。」 俊輔によれば根っ子はメンタルなのだそう。私も会社でも気が抜けそうになる日は、俊輔のこの言葉を思い出すようにしているのだけど、意識するとますます「常に全力」がどれだけ難しいかが分かる。
俊輔の場合、その危機感は徹底した体のケアと対話に表れる。よいコンディションをキープするために、俊輔が他の選手よりも早くマリノスタウンに来る話は聞いていたが、単にストレッチに時間をかけるのではないという。筋肉が硬い状態でストレッチをしてもあまり意味がないとして、まずプールに入って、自転車を漕いで、軽く筋トレまでする。それからようやくストレッチ、そして練習スタート。自分で「こうやればこうなる」と体を把握できているのが大きいという。このしれっと語ってる内容がまたすごい。
ほんの一例だが、Numberのインタビューで、多めに食べベストから1kg増の状態で臨むと、試合で2kg減ったとしても体重の維持がしやすく、長期的なパフォーマンスが上がったという記述があった。ややもすると、偶然にその発見に辿り着いたかのように思えるが、常人では考えられないような時間のかけ方、思いの馳せ方の賜物と言っていいだろう。そのような調整方法に必然的に着地したと。
私たちはつい、昨今の俊輔は怪我も少なくて素晴らしい。体調管理がしっかりできている。と、半ば当たり前のように思っているが、とんでもない! サッカーのため、マリノスのために全てをかけると宣言し、それを一日一日と実行に移す。ベテランであればなおさら、細心の注意が必要になる。その結果として誰よりも質の高いプレーを見せている。奇跡。
このプレーの輝きを高めることはもちろん、保つことだって容易ではないが、俊輔なら不可能ではないと思えてしまう。年齢の壁を既に大きく超え始めている。質の高いチームメイトとプレーしていると、上手くなったと思える瞬間がまだまだあるのだという。
多くの人の心を揺さぶる日本最高峰のフットボーラーのプレーはマリノスでしか見られない。
俊さん、まずは僕らをどうか元日まで連れて行ってください。あ、できれば俊輔に会える権が当たりますように!!!
http://soccer.blogmura.com/f-marinos
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