【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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ドイツからの使者が来たる?? 真相は… それと、栗原勇蔵の不在が痛い件

ピエール・リトバルスキー。J草創期のレジェンドの一人。横浜FC、福岡の監督退任後、シドニー行ったり、スイス行ったり。母国に戻って、長谷部が所属していたヴォルフスブルクの監督になった後はどこに行ってたのかまるで知らなかった。が、ここ数年はヴォルフスブルクのコーチを務めているよう。

そんな彼が関東のJクラブの練習に連日出没する姿が目撃されている。どうやら敏腕スカウトのトマス・クロートと一緒に来ているらしく、こりゃもう目的は選手獲得の手引き役以外に考えられない。ちなみにヴォルフスブルクには長谷部が去ったために日本人選手はいないので、ここへの入団も考えられる??

広島との首位攻防で鮮烈な決勝ゴールをあげた齋藤学がターゲット。タイミングとしてもそう考えるのが妥当だろう。冬マーケットで1月に加入? 本人も海外志向はありそうだが、俊輔がどんなアドバイスをするのだろう? W杯前にリスキーだから来夏でいいのでは、などと、いうのだろうか。

マリノスサイドからすれば、小野に続いてのスター候補の流出がいいのかどうか。こないだの欧州遠征を思い出すわけではないが、ろくにチャンスも与えられずに半年足らずで帰ってくるのは、時間の無駄とも思える。レンタルではマリノスに旨味はないし、完全だと仮に半年後にどこか赤いJクラブに取られたら目も当てられない。

あえてネガティブな見方をしたのは、齋藤学マリノスの宝だからだ。単に海外だからとか、強豪リーグからのオファーだからとか、その程度で飛びついてほしくない。例えばブンデスリーガに加入した日本人選手が戦力として定着した率は30%くらいだろうか。飛躍のチャンスとはいえ、タイミングと行く先には慎重になっていいのでは。

さて、練習で言えば、兵藤やドゥトラの復帰も待ち遠しいが、逆に栗原勇蔵の出場停止は痛いと思う。ファビオの成長があるから心配無用というのが前節の中継でも水沼さんが言っていたし、多くのマリノスファンの気持ちもそうかもしれない。確かにファビオの存在が心強いのは間違いないのだが、今の勇蔵の強さと安定感が過小評価されてはいないか。なんだか代表から漏れた頃から、彼の中で「もう一度いちから」と気合が入れ直された気がしてならないのだが一つ一つのプレーに対する集中力が高まっている。それに元来のあたりの強さにも磨きがかかり、かつクリーンだから判定に泣く心配も激減している。

一言で言うとハイパフォーマンスの安定。だから試合途中から相手のFWにもこりゃ点が取れんわ、と絶望感すら与えている気がする。これができればまた代表のチャンスは絶対に来ると思う。ちなみにこの人も海外に連れて行かれたら困るし、本人もその気はないはずだけど。

そういう意味でファビオの強さ、安定感は栗原に比べればまだまだ、というのが率直な感想だ。だからファビオにいつも以上の声援を、大分戦では送りたい。

勇蔵は大分遠征を外れる分、長いオフになるのかな。ゆっくり体を休めて、残りのリーグ戦と天皇杯でフル回転してほしい!

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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