【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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この韓国戦と、リーグ再開初戦はつながっている〜栗原は先発、学は途中出場か

タイトルがかかる試合となった。日本でお馴染みの洪明甫が率いる韓国代表との試合だ。韓国はこの大会の2試合、いずれも引き分けでゴールが遠い。まだ新チームになって日が浅くて本調子とは言えないのだろう。だがそこは日韓戦、しかもソウル。ガラリと中身が違うチームが来ると考えた方がよい。昨日のなでしこジャパン、男子よりも女子の方が韓国との分ははるかに良いし、アジアに5寝ん負けてなかったのに、優勝を逃してしまった。韓国と最終戦を戦う難しさかもしれない。

今日のあちらがぬるいゲームをしてくるとは思えない。問題は必ずと言っていいほど、日本が相手だと気持ちが入る分、プレーもラフになるということだ。学のように個人技で突破を図る選手が、技術で止められないと分かった時に、相手はどのような対応をするだろうか。想像するとやはり怖い。

ブラジルに滑り込むために、齋藤学をはじめ新戦力にとってはこの試合で結果を出せるかどうか本当に重要だと思う。栗原のフィジカルなら壊される前に相手をやっつけちゃうかもしれないが、うーん、学は出場していいのか、心配だ。

全とっかえした後の3戦目に、もう今更スタメン予想をする意味はないのかもしれない。ベスメンと思われた中国戦のメンバーで引き分け、豪州戦ではサブ組が初戦よりは躍動感のあるサッカーを見せた。コンディションだけなら、中国戦メンバー中心になるのだろうが、ハイブリッドになるのではないか。

ここまで書いておきながらだが、大事なのはこの試合の後に、どんなコンディションでそれぞれの所属チームに戻れるかだと思う。水曜日には中2日でリーグが再開する。マリノスの相手は苦手中の苦手なネルシーニョ。じゃなくて、柏レイソル

栗原と学と攻守のレギュラーが代表で取られる条件も、あちらも鈴木と工藤で取られており、平等と言っていい。それに前回の中断中はナビスコ準々決勝を戦った我が軍に対し、一ヶ月半我が軍のことだけを考えてしかも立て直しに十分な時間があった下位の大分に不覚をとったが、今回の中断期間はその他の公式戦があったわけでもなくフラットだ。思えば前回の柏戦ではACLの日程の妙で我が軍が中2日で、あちらが中6日という不利であり、工藤のネンイチレベルのゴラッソがあったことを考えると、今回は大きな希望が持てる。

そういう意味では、前半を首位で折り返した広島は、いきなり大宮と当たるのだが代表の人数ではだいぶ不利。前回は西川の代わりに出た増田がヘッドバットで病院送りにされたが増田が出るとすればはたして…。代表が多いセレッソFC東京もアウェーで清水や新潟という代表蚊帳の外組とやるのは楽じゃないはず。

おっと、すっかりtoto予想みたいになってしまった。いずれにしても、この韓国戦は、今日の勝敗で一喜一憂すべきでない。ブラジル大会のメンバー入りと、今年のリーグチャンピオンの行方を占うリーグ再開戦の結果につながりそうだ。

もうこれでJの早めの夏休みは終わりだ。意外だが、この柏戦の次に中2日で湘南戦がきて、8月末に鹿島、浦和(謎すぎる、またしても平日開催)、大宮とキッツイ一週間3試合を終えると、あとは平常通り。ナビスコ込みでも十分な間隔をもってスケジュールになる。

怪我なく。本当にまずはフェアな試合をお願いします。最後に、今回のメンバーのブラジル行きの可能性についてだが、コンフェデメンバーの故障やコンディション不良待ちによる空き枠の争いと言わざるを得ないのではないか。ザッケローニ監督は、昨日の韓国戦前の会見で、もし次回の招集に今回のメンバーが誰も残ってないとしたら寂しすぎる、という冷たいコメントを残している。確かに皆、チャンスは与えられた。インパクトを残すチャンスは今宵の90分だけかもしれない。んー、知ってた(*_*)

http://soccer.blogmura.com/f-marinos

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