【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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慎重になるのはいいが、受け身になっていなかったか?

ブラジルに「差」を見せつけられて、がっかりな明け方を迎えるのは何度目だろう(笑)。

まずは当たり前のことだけど、パスを出す、受ける、ボールを奪うというボールを扱う基本的な技術の差が想像以上だった。

ありゃ、うまいわ。アジアだったらミスにならないトラップのちょっとした狂いが即ピンチにつながるのだものな。ハイプレッシャーの中でのボールを扱う技術を高める練習はあるのだろうか。

最初のピンチに失点してしまったこともあって、あのネイマールのシュートは事故のようなものだったと、中田英寿も言っていたけれど、それを引きずってしまったのか。

その後の守備で相手が格上だけに「あえて飛び込まない」という選択肢はあってもいいが、いくらなんでもチャレンジしなさ過ぎだ。慎重な守備でなくて、消極的だったと感じる。それががっかり。

あちらも開催国のプレッシャー、セレソンの弱体化とか言われていたのに積極的だったな。

日本の先発はGK川島、DFは右から内田、吉田、今野、長友。MFは遠藤、長谷部、本田、香川、清武で1トップに岡崎。ただ岡崎が右サイドに流れて本田が前線にはるなど流動的に。本田はたまーに前を向いてボールをもったが脅威になるとまではいかず。また遠藤にボールが入ったとき、香川がアタッキングサードに入ったときのブラジルの寄せはめちゃくちゃ早かった。全然仕事ができなかった。

後半早々にチャンスを作りかけて、さあこれからかなと思ったら、カウンター一閃で0-2。たぶん予定を早めて、清武を下げ前田遼一を入れる。前田は一時の消える男からはだいぶよくなっていて積極的なシュート2本。ゴールの匂いはしなかったが、まあがんばったねという感じだった。それにしても、攻撃のオプションが少ない。ジョーカーがいないんだよな。これはあと1年かけて育てるしかないよな。

そのあとの選手交代についてだが、78分には遠藤を下げて細貝を入れ、87分には本田を下げて乾を入れた。

点を取りたかったのか、もう失点したくなかったのか。結局どちらも果たせなかったわけだが。

もともと本田は足首のコンディションなどフル出場は難しいと言われていたし、指揮官も60分を目処に起用と言っていたが、87分まで引っ張っておいて、唯一ためを作れる選手を下げる意味とは?

攻めたかったのか?守りを安定させたかったのか?イラク戦から間隔が短くて、選手を休ませたかったのだとするとまたがっかりだけど。

選手もベンチも、チグハグな印象は最後まで拭えず。それが点数を取られた時間帯の「悪さ」にも表れている。前後半の開始3分、そして後半のアディショナルタイム

ふわふわした戦いでは相手にならない。ブラジルは交代選手もチャレンジを続けていたからね。

次は中三日でイタリア戦。勝ちに行くゲーム、気持ちを見せてほしい。

完敗からきちんと切り替えるだけの精神力も見せてほしい・

ちなみにこのような抜本的な敗戦はチームの構成やチーム内の序列に影響を与える可能性あり。

栗原勇蔵がコンディションを高めて、出番がまわってくることに期待。

さっ、気持ちをかえて、復興支援試合を堪能しよう。俊輔、ボンバー出るよ。

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