【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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そんなこととっくにやってる人には今更だけど、公共交通機関からユニフォームを着てみよう! 第12節・ベガルタ仙台(日産)

三栄建築設計デイと銘打たれたこの試合、試合前の小池社長の挨拶は仙台への歓迎のメッセージから始まりながら、兵藤に好調の秘密を直接聞いた話を披露するなどマリノス愛全開で、思いのあるスポンサーってところがびんびん伝わってきた。末長くサポートしていただきたい。

さらに選手入場後は、今年から新たに始まった月間MVPと、月間ベストゴールの表彰式が続く。表彰を受けるのはどちらも我らがキャプテン、中村俊輔! 今日も決めちゃう予感が立ち込めてくる。

試合の中身は、マリノスの中盤のボール奪取をさせないためにロングボールが多用され、中町や富澤の頭の上をボールが飛び越して行く。

この身で、90分試合をしたことなどないけれど、ましてや中2日でまた90分走り回るなんて想像つかないけど、タフな試合で、球際はコンディションの良い仙台が有利だった。

それでも後半は、我が軍の攻撃が形になっていく。兵藤のヘディング、俊輔のループがポストにあたってマルキの眼前に来てボレー。

どちらも完全に決まったと思ったが…。仙台を最後まで崩せずにスコアレスドローで試合終了となった。

0-0というスコアそのものは面白みがないけれど、今日も中身は濃かった。大宮と浦和が勝ったなかで引き分けは残念ではあるけれど、今後も大きな期待ができる内容だった!チームの方向性、団結性を確認。

この試合土曜日の16時開始、晴天。試合前にはサンマが配られたり、東北のキャンペーが貼られたりさまざまな工夫がされ、試合もレベルの高いものが見られるのに2万3千名である。そこにいて興奮と驚きを共有した一人としては、たった2万3千名と言っていい。もちろんこの数字が現状のJでトップレベルであることも承知の上でだ。

この楽しさを多くの人に知ってほしいな。12月、優勝という新たなマリノスの勲章を得る瞬間をいっしょに共有したい。

優勝争いが盛り上がってスタジアムが満員になるのではない。スタジアムに行った人が感動して家族や仲間を誘って、またその人が感動して誘って、そして盛り上がる。その先に、優勝争いがある。

手始めに、ニワカな私はユニフォームを着込むで周りの人を誘ってみたい。スタジアムの周辺に来てから着替えていたら目立ちもしないが新横浜から遠く離れた電車の中から、あるいは駅まで向かう自転車でも着てみよう。恥ずかしいという日常的な感情には蓋をして。

まもなくリーグが中断したらどうせ世間はJリーグなど忘れるだろう。だけどその間に代表が好成績をあげたら中断明けは特需があるかもしれない。そのときにかつて代表を支えた俊輔や中澤がいて、これからの代表になるかもしれない選手がいる我が軍に多数のニワカを導いてみたい。6万、7万と入った日産で歓喜のときを迎えるために。

リーグ中断まであと一試合、鳥栖戦だ。先週は浦和にボコボコにされて6失点だったがどうせその次の試合は大幅に改善されてしまうものだ。気合をいれて勝ってほしい。