山形のJ1昇格と讃岐のJ2残留が決まって、これでリーグ全日程が終……いやいや、大雪で順延となったJ1第34節・新潟対柏が、今晩、カシマスタジアムで代替開催となった。
とくに新潟のホーム最終戦を地元でできないチーム、サポーターの苦労、落胆を思うと気の毒だ。
今季の開幕時には、山梨中銀スタにも記録的な積雪で、甲府のホーム開幕戦が国立での開催に変更された。
これらを見てもまだ、秋春制を主張する人々は論を曲げないのだろうか。1月、2月にリーグ戦を強行する愚を、これだけ自然が警告してくれているのに。
山形、新潟、富山、金沢の日本海側はもちろん長野、松本、甲府、群馬、岐阜など内陸部も危うい。四国であれだけの雪が降る時節だ。2ステージ制の先に秋春制ありと噂されるが、本質を見誤ってはならない。試合ができない事態が続発すれば、リーグ戦は存続できなくなる。
前置きが長くなった。
リーグ全日程終了と来れば盛んになるのが、退団、新加入の発表である。今季はリーグ全体でも監督の交代が例年よりも多く発表されそうだ。
我がマリノスのここまでをまとめると、
IN
中島賢星・東福岡FW
熊谷アンドリュー・湘南 MF
OUT
小椋祥平→未定
小林慎二ヘッド→未定
監督の退任だけは発表が早かったのに、一向に新監督のお知らせがない。決まってるけど発表がないのだとばかり思っていたが、[報知新聞](http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141208-OHT1T50008.html?from=sprank)によれば、7日に選手の前で監督選考の経過説明を、嘉悦社長が行ったという。
記事中にもあるが、監督が誰になるかは選手一人一人の去就に強い影響がある。アンドリューだけは早々に復帰が発表されたが、他のレンタル中の選手の動向も決まらない。当然、一日も早い発表が待たれる。
やはりシティグループのコネクションを利用した外国人監督が有力で、だからこそ時間を要しているのだろうか。だが新監督のサッカーが開幕までに浸透せずにつまずき苦しんだ例は、枚挙に暇がない。
慎重になるのは結構だが、2シーズン制になることを考えると、タクティカルな上に、短期決戦での勝負強さを備え、異文化を理解する広き心を持ち、リーズナブルな人物…とか、そんなやついるんかい!的に理想を高く持ち過ぎていると、結婚が遅れてしまうのと同じではないか?
心配しても仕方ないが心配だ。
急げ、マリノス!
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