比嘉さんの笑顔が帰ってきた！ - 【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

沖縄キャンプの2日目、公式ホームページのインタビューにはユースから昇格したばかりのGK田口潤人と、比嘉さんが登場した。

1年のレンタル移籍を経ての復帰。京都でも定位置確保には至らなかった。5月で26歳、サッカー選手としては正念場といってもいいだろう。マリノス在籍時の一昨年の姿と比べれば現状は、下平を押し退けることはできず、控えの奈良輪も守備固めではコンスタントに出場して役割をこなしてきた。

つまり現状なら、ベンチ入りも厳しい。

なのになぜ、我々はこうもウキウキしているのか。たった一人、控えのサイドバックがレンタルバックされただけなのに。いや、同じサイドバックの天野と同時の復帰のため、補強というよりも戻ってきただけ、と思われても何の不思議もないのに。

それでも既に、比嘉効果は出ている。

地元・沖縄では、サインを欲しがる人の列が中村俊輔以上だとか。

冒頭の短いインタビューでは、富澤に乱入されて「観光親善大使」などとからかわれる。

別の日に、公式ツイッター@prompt_fmarinosでは「夢の2ショットが実現」と瓜二つのシーサーとの写真も紹介されている。

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— 横浜F･ﾏﾘﾉｽ×1.25沖縄ｷｬﾝﾌﾟ (@prompt_fmarinos) <a href="2015,">https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/559997157445345280">2015, 1月 27</a></blockquote>

練習で目立っているかどうかは、知らない。少なくとも、主力組でプレーしたとか、モンバエルツ監督が名指しで褒めたとか、そんな話は聞かない。「選手生命をかける」今年にかける思いをプレーで見せて欲しいが、キャンプの3日目には、足首痛で出遅れていた俊輔が、2部練習のフルメニューをこなした。

これも比嘉さんのおかげにきっと違いない。沖縄では大人気。いや、京都移籍前のマンチェスターユナイテッド戦を覚えているか。あの夜、まだ上り調子だった香川真司の凱旋よりも、大きな声援を浴びたのは途中出場の比嘉さんだった。

ヒガ！ヒガ！ヒガ！

再びスタジアムでその名を呼べる日が待ち遠しい。

おかえり、マリノスの太陽。

どうか周りを明るく照らし続け、願わくは自らのプレーも輝きを見せてくれますように。

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